色の学校 効果的な色数
雑貨のディスプレイは洋服のディスプレイより、意外に難しいかもしれません。絵にならないものもありますから、周囲の演出が必要な場合も多々あります。動画をご覧ください。
https://vimeo.com/671639693 こちらをクリックしてください。
動画をご覧いただければ、おわかりいただけると思いますが、
色数が重要です。色数が多いとイメージが散漫になり、少なすぎるとインパクトが弱く、何を伝えたいのか曖昧になってしまい、お客様の目を惹く、足を止めるというところまで行かなくなる場合があります。
素材感や質感、機能性は見た目で伝わりにくく、反対に色は瞬間で伝わるので、好き嫌い、要る要らないも瞬間に決められてしまう可能性が高いのです。色数を絞り込むことで伝えたい事が集約され、伝わりやすさが一気に上がります。
色数の基本は3色。”3色って少なくない??”と思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、この場合の「3」とは色相の数なので、例えば黄色を使う時、黄色のグラデーションを使うなら、トーン(明るさや鮮やかさ)の違いは色数には換算されないので、3色って言っても意外に彩豊か、その上にまとまりが合って見やすい、わかりやすいと一石二鳥も三鳥も効果ありです。
また、白、黒は色相がなく数には換算しません。
あなたのディスプレイは何色使っていますか?
日本カラープランニング協会ではディスプレイに活用できる配色講座を開講しています。お気軽にお問い合わせください。