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赤のイメージは?感情を色にする、色で命を守る??

赤い服を着ている女性、強そうに見えますか?優しそうに見えますか?人は色を見て、無意識にイメージを作り上げています。それが日常すぎて、なかなか気づきませんが、8割近い情報を視覚から受けてイメージを作り上げてしまうのです。ちょっとコレって怖いかもしれませんね。

色には好み、育った環境や長く過ごす環境(例えば職場など)、知識や経験、性別、世代別で色に関するイメージに個人差が出ますが、共通点も多々あります。

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共通点は様々なスタイルでの調査によるデータで、その結果から分析することも可能です。私が務める短大で調査を実施した一例ですが。単純に「赤」と言っても、世代や地域性から違うイメージに捉えられることもあります。「赤」からイメージにされるもの、明太子、闘牛士、熱い、松岡修造、情熱、リンゴ、口紅、祭り、博多、消防車等、様々です。日常生活の中で、「赤」は店舗のセールやファストフード等で頻繫に目にします。その現場でのイメージは安さ、早さ、手軽さと予測します(ヒアリングによるデータの分析結果から)ですが、松岡修造さん=赤とした場合は、安さや手軽さとは異なりますよね。
色のイメージは場合によって全く違うものになったり、深掘りすると、共通点があったり・・・。一概にバッサリ決めきれない複雑さがあります。

長い人類の歴史の中で、色との関わりはかなり深く、命を守るためにも活用されてきました。色の活用範囲は果てしなく広く、色の活用法を知ることは人生に大きな影響を与えることになります。

色と人間の関わりについて、これからまた続けて投稿していきます。

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