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1940年生まれの著者、近江源太郎先生

『色の名前に心を読む』というタイトルに情緒的なものを期待しましたが、実際はかなり理系的な内容が少なくない本です。

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近江先生は長年、色の名前を研究されていますので、この本にもそのことが多く書かれているかと思きや。

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良い意味で予想外に理系っぽい、科学的な内容や脳科学と色の関係についてもたくさんの記述がありました。最終章にあるアメリカの心理学者が言う、「色の好みにはシステムがある」という言葉にはドキッとさせられました。好き嫌いは快ー不快と同じ、人間の普遍的な傾向とあります。シンプルでわかりやすいようで、やや大雑把な気もしながら・・・。男性が語る色彩心理学と女性が語る色彩心理学にはやはり表現や受け取り方の違いが出ますね。それもまた面白い。

「色の名前に心を読む」2008年発行 著者 近江源太郎https://www.amazon.co.jp/%E8%89%B2%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D%E3%81%AB%E5%BF%83%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80-%E8%89%B2%E5%90%8D%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80-%E8%BF%91%E6%B1%9F-%E6%BA%90%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/432737721X

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