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副反応中の雑記です

皆さんおはこんばんにちは!
(3877文字/約5分で読めると思います)

このnoteの趣旨としては、「日常の中での、こんな視点・気付きがあった!的なものの備忘録なり、関連付いたトピックに関する深堀り」といのが主なところでして、特に誰がためというわけではない、自分のアウトプットを習慣付けるためのものなのですが、割と週末に書くことが多く、そんな週末を副反応でやられてしまっているので、これを機に最近思っていることを備忘録がてら殴り書いていこうと思います。

これこそ役に立つとか、学びになるとかそういう内容ではないと思いますし、熱でややぼーっとしながら書いているので、読める内容じゃないかもしれないですが、毎週続けている投稿をなんとか繋げようとする悪あがきだと思って優しく見守ってください笑

情報と感情の紐付け

コロナやらオリンピックのゴタゴタなど、ヘイトやら何やらでTLを見れば罵詈雑言や罵り合い、お互いの正義がぶつかっていたりなどで気が休むことがないんですが、かといって全ての情報を遮断するというわけにもいかないのでどうしたものかと考えることがここ最近多いです。

自分は良い意味でも悪い意味でも割と感化されやすいタイプで、ポジティブなニュースを見れば心は晴れやかに、ネガティブなニュースを聞くと自分事として悲しくなってしまいます。

当事者意識的な面で見れば、他人事扱いせずに自分事ととして捉えるということは割と前向きな性格だとは思うんですが、情報が溢れかえった今、自分ではどうしようもない範囲の情報も多く降りかかってきます。

そんな性格の自分がここ最近考える適切な情報との距離感というのが「どこまで感情と紐付けるか」という部分です。

感情を紐付けるというのは、情報そのものに対して、自分の感情リアクションアクセルをどこまで踏み込むか的なイメージでして、「〇〇が不倫しました」というニュースだったら「なんと!けしからん、芸能人たるものがまた不祥事か!」と怒ったり、「コロナで最多〇〇人感染」というニュースに「またか、、もう俺には何もできないのか」と嘆いたり、これらはどちらも感情フルスロットルで反応しているイメージです。

最多更新

ただよくよく考えてみたときに、どちらのトピックに対しても自分ができることはあるでしょうか?

不倫問題であれば、他人の色恋話にそもそも感情を持ってかれる必要はないですし、他人がどう不倫しようが自分のプライベートには1mmも関係ないはずです。感染者数に関しても、確かに日々最多や重傷者数更新などとレコードじみた言い方をしたがりますが、いくら増えようが自分ができることは最低限の感染対策ををした上での自衛以上はなく、あとはもう大人しくするしかなさそうです。

こんな感じに客観的に見てみると、情報に対して不用意に感情を持ってかれていることが多いなぁと感じましたし、「1+1は2です」という純粋な情報に対して「え、?なんで2なの ありえない!」と感情的になっているようなものなので、なんだか馬鹿らしくなってしまいます。

視聴者数を稼ぎたいメディアや、ネットニュースはどういうタイトルやサムネイルにすれば多くの人が反応するかというアルゴリズムを熟知しているので、そこはある意味プロのお仕事ではあるんですが、そこに真正面から向き合うのかは各々の捉え方に依っているわけでして、うーーんこれは俺の感情にどの程度紐付けるべきなのかな?と一旦考える癖をつけたい次第であります。

情報の囲い込みの加速

自分の主なインプット元はというと、Twitter(お仕事用と、プライベート用)、オンラインサロン、異業種の方とのSlackグループみたいな感じなんですが、それらの情報を触れている中で感じることが「情報の囲い込み」が加速しているなぁということです。

囲い込みと言うと聞こえが悪いかもしれませんが、もう少し噛み砕くと一次情報はどんどん有料化していっているということです。YoutubeもSNSも多くのインターネットメディアが無料で利用できる時代だからこそ、自分たちはあたかも世の中のことを知った気になっていますが、鮮度と信憑性の高さで言えば、現場で動いている方の一次情報が圧倒的だと思います。

なぜかというと、テレビなどのマスメディアが大々的に報じるまでには、情報の裏取りや、大衆がなんとなく知ってると言うレベルまで情報が追いつく必要があるので、情報のリリースから公に公開されるまでどうしても時差ができてしまうからです。

ネットニュースなんかも多くは「円稼げる!?秘〇〇」や「〜は詐欺?〇〇宗教か?」などとキャッチなータイトルやコンテンツに仕上げてPV数を稼ぎにいくので、本質的な部分が伝えられなかったりします。

一昔前はテレビや雑誌が発信のほとんどだったわけで、一次情報を言えば時代がまだ追いついてないこともあり、詐欺だ!と叩かれたり非難の的となったりしたわけですが、今となってはサロンや有料noteなど、有料の情報コミュニティが簡単に作ることができ、集まる人は有料で情報を得たい人たちなので無駄な批判などは生まれません。となると、発信者は皆そちらに流れるわけで、結果的に広がるのは情報格差であり、情報の囲い込みが加速化していくと言うわけですね。

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自分がIT界隈にいるので、NFTやメタバースの話などはホットトピックなのですが、ワイドショーや、ネットニュースでそれらのワードが取り上げられることを見たことはなく(そもそもあまり見ないのでもし取り上げられてたらすみません汗)、取り上げたとしても本質的な価値の部分には触れてないことが多いと思います。

そんなこんなで、自分のスマホの中は閉ざされた世界であることを自覚しつつ、情報を有料で獲得する癖付けをしとかないと、気づいたら何年も遅れているということになりかねないので、ここは気をつけないとなと感じました。

また同時に、自分が知っていることが最先端、イケてると思い過ぎるのも危険かなと思っていて、いくら有料で情報を得てようがまだまだ知らない世界は沢山あるだろうし、それもそれで世界のごく一部なんだよと言うことを忘れないようにしていきたいですね。。!

知らないことを楽しむ訓練

最近、水の波紋展という街の中にアートが点々と出没する展覧会を回ってきたんですが、これがまぁ面白くて、作品も然り、それらを歩き回って散策する鑑賞過程自体も愉快で楽しい1日でした。

そこでふと感じたことが、1年前とかだったら、「現代アートとかよく分からんしなぁ」という感じにスルーしてたんじゃないかなということで、ここ1年で色々展示会を見にいく過程で、段々と知らないこと自体を楽しめる感覚が自分の中できてきたのかなと思いました。

最初からそんな感覚があったかというとそういうわけでもなく、1年半前くらいまではアート作品を自分から鑑賞しにいくということはほとんどなく、あったとしてもめちゃくちゃキャッチーなイベント感覚な展示会などでした。

そんな中、転職を経てエンジニアとなったわけですが、その会社ではデジタルアートを作っているということもあり、それらが入り口となって、様々な分野に派生し関心が広がっていったという感じです。

今では、デジタル、現代アート、西洋絵画、浮世絵、建築、彫刻、ポップアートなどなど分け隔てなく色々と鑑賞しにいくのですが、どれも最初の入り口は〜〜が好きだから!というわけではないというのが自分自身を振り返ってみて面白いなぁと感じています。

特定の関心要素みたいなのはなく、「お なんだこれ見たことないな 見てみるか」みたいな感じで、それが自分にとって好きになるか嫌いになるか以前に、自分が見たこともない感覚や世界観を教えてくれるものっぽい!すごい!いこう!と言った感じに、知らないこと自体が価値になっているわけで。

自分で言うのもなんなんですが、この感覚って結構大事だなと思います今日この頃です。というのも、今の世の中、検索すれば大方の答えは出てきて、頭のいいスマホのアルゴリズムは自分が既に知っている or 興味がすでにある情報範囲から最適化された情報を共有してくれるので、「知らないこと」に出会う確率がかなり低くなっている気がします。

知ってることだけに触れるのは居心地がいいのでそれはそれでいいんですが、やはり知らないことは脊髄反射的に「なんか怪しい、、」と嫌いな方向へと持っていっちゃうのが人間の悪い癖でありまして、この癖とともに生きていくには、やはり知らないことを楽しめる身体づくりをしといたほうがいいのではと思うわけですね。

で、そんな身体作りというのはやはり筋トレと一緒で訓練だと思いまして。最初は「う〜ん 分からん これのどこが面白いんだろう?」と言うものでも、選り好みせずに色々と体験していると、お!これの元祖ってここからきてるんだ!とジャンルや時代を横断した繋がりを体感できたりして、その時のドーパミンといったら癖になってしまいます。

なんか危ないですが、知らないことと出会えることや、偶発的な繋がりの発見、その時の新鮮な気持ち自体を楽しめるようになれば結構無敵なんじゃないかなと思うので、最初は億劫でも、まずは知らないけど、なんか可愛いかもとかいう大雑把な感覚で色々と体験したり鑑賞したりしていきたいなと思った次第です!

というわけで

とりとめもなくずらっと書きましたが、結論、情報は囲い込みが加速しているけど、そんな多様な情報とも適度な感情との距離感を保ちつつ、知らないことを楽しめる身体作りを心がけていきましょ〜と一文でまとまってしまうほどの内容でした。ここまで読んでくださりありがとうございます。来週からはまたいつもの感じに戻れるかなと思いますので、ではまた!





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