020 もじもじするおじさんたち。(稲田)2021/11/26
Webマーケ支援をしているBtoBのZ社様で「ニュースレターを試しにやってみる」とが決まりました。
メルマガとニュースレターの違い
「ニュースレターってメルマガと何が違うの?」との疑問もごもっともです。明確な規定は定まっていないようですが、ぼくは下記のように使い分けています。
どちらがいい/悪いではなく、目的が違うのでうまく使い分けることが大切だと思います。詳細は下記のページが分かりやすかったのでご覧ください。
BtoBのZ社様
Webマーケ支援をしているBtoBのZ社様ではそこそこ成果が出ているものの、「継続的なコンテンツの補強」が課題なのは明らかでした。ご予算をいただいて、新規にLPを作ったりもしていますが、それと同時に技術的な記事を継続的に公開して、コンテンツストックできるようになりたい。というのがぼくの考えでした。
しかし、その実現には「技術的な内容をぼくたちが書くと時間がかかる(費用がかかる)」という課題を解決しなくてはなりません。
Webコンテンツは心理的ハードルが高いという課題
解決には「お客様自身がコンテンツを書くこと」が一番の近道ですが、この一年間お客様とご一緒してみて、「いきなりWebコンテンツは気分的なハードルが高い」ということがよく分かりました。
書けないということはないはずなのですが、これまで「公にする自身の文章」に縁が遠かったので、気分的に腰がひける感じです。その気持ちはわかりますし、BtoBの課題あるあるだったりします。
ニュースレターを提案
で、ぼくが持ち出したのが「ニュースレターをやってみましょう」という提案でした。提案のフレームはこんな感じです。
上記のフレームなら下記2点が解決できます。
・ぼくたちが書かないので費用はかからない
・まず「書く」ということに慣れてもらう
と、上記の内容を定例MTGで提案しました。お客様の反応は「稲田さんのいうことはよく分かるし、やった方がいいとも思うだけど…(もじもじ)」といった感じ。照れている様子が中学生のようです。皆おじさんなんですけど。
もじもじするおじさんたち
そんな反応は折り込み済みなので、そういうときはサッと引っ込めます。照れている中学生に深追いは禁物です。でも、毎月の定例MTGで「まだ、ぼくは諦めていませんよ」と持ち出し、同じ話をし、「どうですか。やってみませんか」と提案します。
おじさん3人は「やった方がいい」と頭では思っていることは分かっているので(心がもじもじしている)、そういうときは「丁寧に時間をかけるべし」と個人的な鉄則があります。
それで、いよいよお客様から「稲田さんの熱意には負けました」とニュースレターを始めることを承諾いただきました。おもわず拍手です。
熱意とは
お客様から「稲田さんの熱意には負けました」と言っていただきましたが、たぶん違いますよね。笑
ぼくはただ「心のもじもじ」が解除されるのを待っていただけです。熱意とはちょっと違くて。
でも、この姿勢はけっこう大切だと思っています。目の前のお客さんを観察して、「本当はどう思っているのかな?」と想像するのが大切で。今回は、「もじもじが解除されるまで、何回も提出するのが大切だな」と思ったという話になります。その感じ、わかるでしょうか。
あと、「おじさんは結構もじもじする生き物だ」という認識は何かと役に立つと思います。ぼくもおじさんなので、気持ちはとてもよく分かります。
2021/11/26
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稲田英資について
株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
BtoB企業の成果に貢献するWeb活用について、Twitterで日々ツイートしていますので、よかったらご覧ください。
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主にWeb制作のことや、BtoBのWebマーケティングについて日々の気づきを書いています。よかったらご覧ください。
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