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145 Webサイトに訪れた方も店舗やオフィスと同等のお客様である。(稲田)2022/6/13

企業にとってWebサイトは店舗やオフィスと一緒。これについてはもう説明がいらないかと思います。企業がそう思っているか否かに関わらず、ユーザー側はもうそのように行動しているからです。これはBtoCに限らず、BtoBでも同様です。

経営者・役員の約3割が、発注検討時「コーポレートサイト」が原因で「発注するのを取りやめた」経験あり』というデータがあります。

Q5.あなたは、「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた経験がありますか
「何度もある」15.6%
「一度だけある」12.6%

Q6.「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた理由を教えてください。(複数回答)
「コーポレートサイトの情報が長らく更新されていなかったから」55.2%
「コーポレートサイトがなく、信用性に欠けたから」48.3%
「コーポレートサイトのデザインが古かったから」31.0%


上記調査で55.2%も回答があった「コーポレートサイトの情報が長らく更新されていなかったから」は特に印象的です。

Webサイトが企業にとって店舗やショーケースなら、日々のメンテナスや修正は大切な業務です。古い商品を出しっ放しだったり、ガラスにヒビが入ったままのオフィスなんて絶対ありません。だけど、Webサイトだと当たり前のように放置されてしまう。


『サイトキーピング』という認識

自社サイトを毎日見回り、製品を入れ直し、最適な状態をキープする業務。ハウスキーピング的に言うと、『サイトキーピング』でしょうか。

「サイトキーピングが重要である」という認識を得るためには、「Webサイトは店舗/オフィス/ショールールと同列である」の認識から始めるのが有効そうだと思っています。Webサイトが重要なのではなく、訪れてくれるお客様への対応が重要なので。

どんな企業であれ、「お客様を大切にしよう」という視点は既に持っているはずです。

「Webサイトに訪れた方も店舗やオフィスと同等のお客様である」この視点をもっていれば、後はやるべきことをやるだけです。難しく考えず、いつもピカピカで気持ちいいオフィスを見てもらいましょう。まずはそこから。

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