見出し画像

520 「顧客」としてだけではなく、「人間」として見るようにする。(稲田)2024/3/29

目の前の相手を「顧客」としてだけではなく、「人間」として見るようにするだけで得られる気づきは沢山ある。相手にだって上司はいるし社内の立ち位置もあるし、得意不得意があるんだから。ロジックや機能でしかセールストークを語れない人は相手を顧客としてしか見れていない。人間に興味を持つこと。

Web制作における「ペルソナ」の活用にぼくは結構懐疑的ですが、それは前述の理由からになります。相手を人間として捉えてあれこれ妄想するための手段なのに、ペルソナシートだけ作って満足して相変わらず顧客としか見ないんだったら意味がないですよね。

だから、ペルソナが無意味なんじゃなくて本当はマインドの問題なのですが。でも、シートを作って満足してしまい実務に反映されないという弊害があるのでそんなんだったら作らない方がいいと思っています。日頃から相手を人間として捉えて妄想するクセをつけた方が実務的だし役に立つ。

ペルソナの活用を推奨して、立派なコンテンツやDL資料も用意しているSaaS系企業から「いやはや…」と思うようなセールスやプレゼンを受けることは珍しくありません。あなた方のペルソナは日々の仕事にどう役に立っているの?と思ったりする。あることで安心して思考停止するくらいなら無い方がいい。

アリバイ工作みたいな仕事はしないこと。何をやるにせよその姿勢が大切だと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?