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daraz
131 「騙されないぞ」と広告に身構えている時代。(稲田)2022/5/24
いつもより遅くに仕事から帰ってきた妻がセブンイレブンの揚げ物のCMを見て、ハッとした感じで下記のように呟きました。
妻「いま一瞬、たまにだったらセブンイレブンの揚げ物でもいいかあ…と思ってしまった!」
ぼく「え。そう思ってもらうためのCMだから全然いいんじゃないの」
妻「そう思わせるためのCMだって頭では分かっているのに、美味しそうだな…とむざむざと思ってしまった」
すごく悔しそうに言っているのが印象的でした。
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広告に身構えている消費者
どうも今の時代、CMで心を動かされるのはタネのバレた手品に関心するような悔しさがあるみたいです。または感動ポルノに感動するような「しまった感」に近いでしょうか。
どちらにせよ、広告について「騙されないぞ」と消費者側が身構えている時代になっていることがよく分かりました。元々あった心情かもしれませんが、30年前と比べて大きく加速しているような気がします。
そんな時代にCMを作る人々の困難さはいかほどか…と思いつつ、Web制作を生業にしている者としてまるっきりの他人事ではないんだよなあ…と思ったのでした。
いずれにせよ、「セブンイレブンの揚げ物CMはぼくの妻にしっかり届いていた」ということは間違いありません。CMの力を間近で見れて勉強になりました。
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