A. これをやったらどんな良いことあるんですか?
B. これをやろうと思うんですけど、どういうのが良いと思いますか?
似ていますが違いは大きい。
Aは質問で、Bは相談です。
Aは自社への見返りで、Bは顧客への提供です。
Web活用に向いている企業はBだと思っています。「まずはユーザーの課題解決に貢献しよう」というマインドの有無がWeb活用ではかなり重要です。
その思想は「インバウンドマーケティング」という言葉でも語られています。
上記でも語られているように、Web活用で一番最初にやるべきことは「有益なコンテンツや対話を通じてオーディエンスを惹きつけ、頼りになるアドバイザーとしての自社の存在感を高めること」です。
だから、Web活用で成果を出すとしたら、「まずはユーザーの課題解決に貢献しよう」というマインドに親和性を持っている企業が向いています。これは企業の社風や文化に属する領域なので、MAを導入したりWebサイトをリニューアルする前に「自社はWeb活用に向いているだろうか?」という自問自答が重要になってきます。向いていなかったら別の施策を選択しましょう。