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ディレクターあるある "駆け引きの心得"を学ぶ(2022.09.27宮坂)

気づけば9月もあと3日。
いつの間にか、JBNの20期も終わろうとしています。
9月末までに必ず納品(公開)せねばという案件は一通り片付いたので、期末の慌ただしさは然程感じず過ごせています。

しかし、もうすぐ10月だというのに・・・暑さが和らいだと思ったら、また暑い。今日も涼しいかと思って長袖シャツを着て出社したら、社内が暑くて無理でした。(おそらく私だけ。。)
涼しくて快適な日々が早く訪れないかと待ち遠しい私です。

さて、今日の出来事。
公開したばかりのBtoC向けWebサイト。
公開後になってパタパタと修正依頼が届きます。
何ヶ月もかけてプロジェクトを進めてきた担当者さんとわたしたち。
しかし、公開後となるとクライアント企業の会社の人たちが見るのです。
すると、あーして欲しい。こーして欲しい。という要望が届く。例えば、自分の部署をもっと上に配置して欲しいとか、目立たせて欲しいとか。

言われるがままに修正する。
いやいや待てよと、Webサイトとしてのあるべき論を伝えて説得する。
さまざまな選択肢が浮かびましたが、クライアント側の社内事情もなんとなくわかる。。。でも、なんだか釈然としない。

ちょっと迷った結果、Webサイトとしてのあるべき論をメールで伝えました。しかし、メールの文面もこれまた悩む。
作成したメールを、念の為上司に確認してもらいました。
すると、こんなアドバイスが。

・まず、あるべき論をまっすぐ伝える
・そして、他社もいつもこうしていますという一般論も添える
・しかし、担当者さん(クライアント)の社内事情も理解していることを伝える
・なので、必ずしもできないわけではないが上記も踏まえ検討し、判断してくださいと伝える

ざっくりとですが、こんな感じ。
おー、なるほど!と、アドバイスに沿って文面を調整し、送りました。

ディレクターをしていると、上記のようなやり取り(駆け引きのような?)場面に遭遇することは多々あります。
そこが一番の仕事だったり・・・。

こういったスキルもディレクターには必要だよなぁと思い、とても勉強になりました。場数踏んでる上司、さすがと思いました。

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