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108 実践なき理論。(稲田)2022/4/15
松本健太郎さんの「マーケティングを学びたい」と問われたらお勧めしている理論と実践の21冊(22年4月版) を読んでいたら、本当にそうだなあ…と思うことが沢山書いてありました。
例えばここ。
私は、成長に「理論」と「実践」が不可欠であると確信しています。理論とは抽象、実践とは具体です。理論とは体系化、実践とは経験と場数です。
では、マーケティングを学び始める人の成長は理論がキッカケでしょうか、実践がキッカケでしょうか。鶏卵論争かもしれませんが、私は「実践」だと考えています。なぜなら実践無き理論は「言っている内容の意味が分からない」からです。
すべてを覚えていなくても、言葉にできなくても、ぼんやりした形が作られて「なんとなく分かる」と言えるはずです。
「知識」は、常に新しい「知識」と有機的に繋がり、上書かれ、時には経験を通じて新たに生み出されます。
本当にそう思います。「言ってる意味がわからない」もそうですが、実践なき理論は「分かったつもり」になる弊害も大きいと思っています。「分かったつもり」だとそこで満足してそのまま止まりがちなので、実務的な成長がないのがすごくロスです。
また、「分かったつもり」だと実践で上手くいかない時に他者や外部のせいにしがちなので学びを得る機会を失うのもロスです。「◯◯だから上手くいかないんだ」と説明はできるかもしれませんが、◯◯が原因ならばそれを解決するのが実践です。説明して終わっても何も得ることはできません。◯◯を解決できれば、「こういう時はこうすればいいんだな」という知見を得ることができます。
分かったこと・知ったことを「どう実践するか?」の経験と知見が重要なので、実際に起きたことから学ばないともったいない。
…ということを色々考えることができるnoteでした。取り組み方の学びにもなる。持っているけど未読の本も多々あったので、この春には読んでおきたいです。
「マーケティングを学びたい」と問われたらお勧めしている理論と実践の21冊(22年4月版)|松本健太郎
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