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金子大地(JBN)

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2022年8月に入社した金子大地です。ディレクション業務で学んだことや感じたこと、株式会社JBNの裏側について正直に書きます。
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#コミュニケーション

笑わなくていいところで笑うな(金子)2023/12/19

こちらの投稿が心に響いた。 めちゃくちゃ笑ってるよ、私。 1mmも笑わなくていいところで。 "心のバランスを取りに行ってる"という表現も言い得て妙。 気まずい雰囲気に耐えられないから、笑って中和しようとしてる。 それは弱さからくるものであって、プロとしての振る舞いではないのだろう。 "相手の心がスッと冷める"のもわかる。たしかに私も笑われる側に立ったときに「なんでこの場面でヘラヘラしてるんだ?」と思ってしまった経験がある。 きっと私も多くの人の心を冷ましてきたのだろう。

4つのモチベーションタイプ(金子)2023/11/08

こちらの記事がおもしろかった。 特に「なるほどなぁ」と思ったのが、モチベーションの上がる言葉が異なる「4つのタイプ」の話。 人を分類することの是非は置いておいて、この記事によると何によってモチベーションが上がるかは大きく4つのタイプに分けられる。 これはマネージャーだけでなく、日頃のコミュニケーションにおいても役に立つかもしれない。 自分が相対するクライアントや同僚を4つのいずれかに当てはめてみる。フィーリング(審美創造型)の人には単調な仕事はお願いしないとか、レシー

Connecting The Dots(金子)2023/10/26

今朝、チームの朝礼が終わったあとに先輩2人から 「NISA制度が来年から変わるじゃん?興味あるんだけど、教えてくれないかな?」 という想像もしていなかったお願いをいただいた。笑 私が元証券マンというのをご存知だったのもあり、お声をかけていただいたみたい。「全然やりますよー!」ということで近日勉強会(というか雑談会)を開催することに。 せっかくなので開催の旨を社内チャットに投げたら、30秒後に向かいの席の方が「実は私も興味あって…」と。そのあとも「始めたものの、よく分か

「人間の価値」と「働きぶりの評価」を混同させないように(金子)2023/10/04

こちらの記事に強い共感を覚えた。 混同してしまう気持ちが私にはとてもわかる。 私も昔、査定で厳しい評価を受けたときにとってもショックだった。それは記事にもあるように、私自身を否定された気持ちになってしまったからだ。 仕事ができていない=金子はダメな人間だ、といったように考えてしまっていた。 過去形で書いているが、今もそう考えてしまうかもしれない。 この話につながるのだが、逆の立場で私がディレクターとして働くうえでも気をつけていることがある(別に査定をする立場ではない)。

相手にどれだけ安心感を与えられるか(金子)2023/10/03

こちらのポスト(ツイート)がステキでした。 修正や対応依頼って、最終的に完了すればいいわけじゃなくて、依頼側に「ちゃんと対応してくれてるのかな?」と思わせない配慮も大事だよね。 この例でいうと 確認します →依頼側に「依頼内容を見てくれた」という安心感を与える 17時までに対応可能です →依頼側に「依頼に対応してもらえる」という安心感を与える 書いていて思ったが、コミュニケーションにおいて「相手にどれだけ安心感を与えられるか」ってめちゃくちゃ大事だな。 安心できるか

どんな場所でも"情報が流れる量"は意識したほうが良いかも(金子)2023/09/28

会社、プロジェクト、家族。 人が集まる場所で大事なのは、情報が流れる量であるという話を聞いた。 情報が流れるということは、コミュニケーションが発生しているとほぼ同義。会話でもテキストでも、とにかく人と人の間で情報が流れていることが大事らしい。 もちろん、なんでもかんでも流れたらいいという意味ではないはず。場所や状況、倫理的に相応しくない情報が流れるのはよくない。 この前提のもと、人の集合の健全性や活性度合いは流れる情報の量で判断し得るとのこと。 仮にそうであれば、会社で

忙しいときこそ、丁寧な感謝(金子)2023/09/25

Backlogで課題を作り、デザイナーさんやエンジニアさんに仕事をお願いする機会がある。 Webサイト公開直前のときは、お願いする量が特に増えがち。 適切な喩えではないが、私はタスクと悪口は似ていると思っている。 というのも、双方とも見るべきは一つひとつの質ではない。量だ。 1人から辛辣な悪口を言われるより、100人から軽い小言を言われるほうがつらい。タスクも一緒で、重たい1個のタスクを処理するのも当然大変だが、50個の細かなタスクが飛んでくるほうが受け手は精神的につらい

忙しいときこそ、丁寧に(金子)2023/09/15

Webサイト公開前は社内外問わずコミュニケーションの量が増える。 いよいよ世の中にお披露目、というわけなので誤りや違和感がないか目を皿にして隅々までチェック。 当然、修正や調整が必要な箇所も出てくる。ディレクターの私だけで完結できるレベルであればいいが、デザイナーさんやエンジニアさんにお願いしないと対応できない部分もある。 修正や調整は、その内容の質もそうだが基本的に"量"が依頼者への負担になると思っている。 例えが適切ではないが、悪口と一緒。1人から辛辣な言葉を浴びるよ

相手の立場や知識量にあわせたコミュニケーション(金子)2023/09/08

今日は終日撮影。心身ともに疲れたので今日は短めに。 クライアントにとってWebサイトを作るというプロジェクトは一世一代のイベントであることを忘れてはいけないと思う。 大型ビッグイベントという意味もあるが、そもそもサイトを作るタイミングなんて数年に1回あるかないかで、参加するプロジェクトメンバーもそのほとんどが初参加になるだろう。 私たちは年間で数十サイトを制作するので、このあたりの感覚が麻痺しがち。当たり前だと思っているプロセスや提供物は、クライアントにとってはツチノコ

ワイヤーフレームを別の言葉に言い換えてみよう(金子)2023/08/31

web制作のお仕事では、一般の方に馴染みのない言葉がたくさん出てくる。 クライアントに対して当たり前のように使うとすぐに嫌われる。 web制作に限らず、自分の知らない業界用語や専門用語を多用されたらどんな人でも嫌だろう。 例えば私の仕事で「ワイヤーフレーム」という言葉は避けて通れない。ほとんどの人はピンとこないと思う。 どんな言葉に置き換えるとわかりやすく伝わるだろうか?と思い、個人のX(Twitter)で聞いてみた。 すると、さまざまな方から回答が届いた(超絶感謝) ど

情報の非対称性を意識したコミュニケーション(金子)2023/08/28

自分の頭の中にある見積もりを、まわりの人へ客観的な事実とともに説明し、納得・安心してもらうこと これはディレクターにとって、非常に大切な能力であり、意識だと思う。 最近の私はここへの配慮が足りておらず、深く反省した。 「自分の頭の中にある見積もり」をもう少し具体的に書くと、例えばWebサイト納品までのスケジュールの見通しがそう。 私は納品に必要なページ数、ページの内容を誰よりも把握している。担当ディレクターなので当たり前だ。 ゆえに納品日までのスケジュールから逆算し、こ

言葉選びに気をつけたい(金子)2023/07/28

人は自分の知らない言葉が"3つ以上"でてくると、心のシャッターをスッと閉じます。 ワイヤーフレーム コンバージョン ナーチャリング はい、これでアウトです。もう二度と聞く耳を持ってくれません。 言っている側も決して悪気はない。 無意識なんだよね。 自分が当たり前に使いすぎているから、その言葉たちがいかに流通していないかが気づけないのです。 この話にも通じるのだが、そもそも一般的に人生でホームページを作る/リニューアルするプロジェクトに参加する機会って、ほぼないん

小さなズレを甘く見ない(金子)2023/07/10

今日の朝礼の話題は「村上春樹のTVピープルを読んだ感想を話す」だった。 (読んだのは一部分のみ) 一生懸命読んだのだが、私の頭では理解できないところが多かった。 喩えが難しかったり、出てくる雑誌や音楽がピンとこなかったり。。。 そもそもの知識や想像力の乏しさが大きな原因なんだと思う。 周りの方々の感想を聞いて「なるほど、そういうことか!」とようやく理解できたのだが、中でも一つ興味深かった話がある。 それは 「自分にとってはものすごく気になることが、他人にとっては全く気

「私が言わなくてもいいか」をやめる(金子)2023/07/05

こちらの日報が私の中で共感の嵐を呼んだ。 「まあ、私が言わなくてもいいか〜」は、しょっちゅうある。 こうなってしまう理由はいくつかある。が、私の場合は「自分が傷つきたくない」というしょうもない理由であることが多い。 何が言いたいんだろう 頭悪いな もっと考えてから発言しなよ 自分の発言に対して、こんなふうに思われたり言われたりしたらイヤだな… そんな気持ちから発言を控えてしまうことがある。 ※名誉のために書いておくが、JBNの皆さんは決してそんなことを言ったりす