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2021年春の新作

 2021年4月7日、SF小説「ガレキと猫と希望の果てに」をKindleで出版しました。

 昔から「やりすぎ都市伝説」の番組が好きで、数年前に放送された内容で、地球の人口や人類の進化などを見た時から構想を温め、今年に入ってようやく完成。

 当時は新型コロナなんてものもなく、今となっては早めに執筆しておけばよかったな……と少し後悔。
 それというのも、構想を形にし始めたのが2019年で、出版は翌年かなと思い、2020年から始まる物語としていたのと、作品の中で謎のウイルスの蔓延と、その偽ワクチンに関する描写があったから。
 結果、執筆を先延ばしにしたせいで、下記の問題にぶつかりました。

①コロナ禍の2020年をどう描くか?
②作中の謎のウイルスとコロナをどう絡めるか?
③設定していた偽ワクチンの症状

 この三重苦の中、①と②についてはなんとか調整。
 ③については、実際のワクチン接種による一部の副作用とかぶってしまいましたが、これはもう仕方がないので、そのままにすることに。

 物語の設定(プロット)を作っている時や、執筆中にそれを中断して他の物語に取り掛かるのは私の場合、よくあるのです。
 いくつかあるネタの中で、なんとなく先にこっちを書いた方がいいかな、というアヤフヤな気分だけで……。
 いや、だって、まさかこんな世の中になるなんて、予想もできなかったし、ね。

 今作は、私にしては珍しくSF小説となりましたが、次回作からは主軸のホラーやサスペンスに戻る予定です。

 新作「ガレキと猫と希望の果てに」にご興味ある方は、こちらから。

※Kindle Unlimited対応、無料アプリで試し読みもできます。

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