印刷所から小説の本が届きました
Kindleで出版している小説の紙本を作ってます。
Kindleではペーパーバック版も作れますが、やっぱり文庫サイズの本が欲しい。
ということで、自分用の紙本は印刷所に発注してます。
(そのあと、ついでにKindleのペーパーバック版も作ってます)
現在、Kindleで出版している小説は全部で17冊。
内、3冊は短編集の分冊版なので、実際に紙本を作るのは14冊。
これまで紙本を作り続け、9冊が完成しました。
作った本の左2冊は、ペーパーバック版のサンプルで、文庫本に一番近いサイズになります。
今回、作ったのは『流転循花』と、以前に作ったものの追加です。
表紙の著者名が、少し端になってしまいました。
元の表紙画像は、タイトルと著者名が端っこギリギリでした。
印刷する時は、【断ち切り】が必要になるので、実際のサイズよりも断ち切りを追加したサイズにしないといけません。
今回も、かなり修正したつもりでしたが……まだまだ甘かったようです。
印刷所で作る紙本にしても、Kindleのペーパーバック版にしても、一番厄介なのは表紙!
表紙にあるタイトルや著者名の文字の位置が、端まで余裕のある時はいいけれど、そうでない時は修正が必要。
修正しないで入稿すると……完成した本の表紙の文字が欠けたりします。
印刷所さんによって断ち切りの幅は違うかもしれませんが、私が発注しているところは、上下左右3mmずつになります。
それじゃ、上下左右に3mmの余白を付けたり、背景に近い色で塗りつぶせばOK?
いいえ、そうは簡単にはいきません。
この断ち切り、必ずしも上下左右をキッチリ3mmずつカットされるわけではないからです。
カットが少しでもずれると、本の端に白い部分ができたり、塗りつぶした色が出てしまいます。
カッコ悪いですよね。
なので、画像の端から文字までの距離は、断ち切りも含めて8~10mmは欲しいところ。
自分で表紙画像を作っている方は、簡単に修正できるでしょう。
文字の位置をずらせばいいだけですから。
しかしながら、表紙を外注に頼っていると、修正するにもまた料金が発生してしまう。
私の場合は、なんとか自力で修正してます。
これから新規で表紙を作る時は、文字の位置を伝えるのも重要!
印刷所への入稿データが完成したら、これを使ってKindleのペーパーバック版も作ってます。
この作業はサイズが変わるだけなので、ほぼ微調整だけで済みます。
とはいっても、表紙のサイズや背表紙の幅なども変わりますが……。
紙本の作成も、あと5冊。
内、2冊はすでに入稿済なので、到着を待つばかりです。
残り3冊は、紙本を作る前に再度、誤字脱字などを確認したり、文章全体を修正したりするので、まだまだ時間は掛かりますが、頑張っていきたいと思います。
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