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2021/02/17 関係性萌え

みなさんこんにちは。ヒデです。

大好きなムラタのラヂオさん

僕はstand.fmでとてもお気に入りで聴かせていただいている配信者さんに「ムラタのラヂオ」さんというお二人がいるのですが、そこで(僕以外にも)よく言われる魅力に

「関係性萌え」

というのがあります。

二人の掛け合いが息ぴったりで、それでいてお互いを理解しているときも理解していないときも面白いという奇跡が起きているのですが、その距離感(仲がいいのか悪いのかわからない)とか、テンポとかがすごく心地よくて、まさに「関係性萌え」。

普段ひとりで配信をしている自分としては絶対に出せない魅力です。

「関係性萌え」とは何か

音声配信じゃなくても漫才ではボケとツッコミがいたりしますし、学校や会社などでのコミュニティでも、自分の役割によってその状態が変化します。

面白いのはそれぞれが持っている魅力が合わさったもの、じゃなく、全く別の魅力が生まれる点です。

人の魅力は足し算ではなく「掛け算」とはよく言ったものです。例えばAさんとBさんがいてそれぞれ魅力的な人だったとして、その二人が会話を始めると「別の人格」がその二人の間に生まれるような気がするのです。

人と繋がる意味はどこにあるのか

この「別人格」、実際に二人をひきわせてみないとわからないところもあるので本当に難しいし、面白い。

所属するコミュニティやコミュニケーションが大事だ!って言われるのは、ひとりで生まれる価値には絶対どこかに限界があって、誰かと絡んで新しい人格をどんどん産んでいくから。逆に別人格がみんなの間に生まれない組織はどんなに大きくてもすぐに限界が来てしまう。

僕は相手を見るときに相手の価値を評価するのではなく、自分との掛け算(または会社だったらメンバーとの掛け算)がどのくらいたくさん生まれそうかを考えます。組織やコミュニティは別人格の価値がたくさん生まれれば生まれるほど、他の人が新しい人格をつくるハードルが下がるので、妥協はできないです。

相互フォローなどで数字を増やしてもすぐにできることの限界が来るのもここに理由があるのでしょう。


人生とは自分の魅力を高めつつ、ひとりではできないことを他の人との関係性で実現していく、それが楽しければ幸せ、ということなのかなと思います。さらにその関係が誰かにとっての「関係性萌え」となったら、それ以上のことはないですよね。

今日も丁寧に自分を整えつつ、新しい関係性から別人格を探していこうと思います。


(参考)


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