ビジネスパーソンとしての基礎力をつける②財務会計-貸借対照表
こんにちは!じぇいです。
暖かくなってきたと思えば、また急に寒くなったり…。
気温や天気が未だ不安定ではありますが、皆さん体調にはお気をつけくださいね😮
前回は、「アカウンティングとファイナンスに関しての意義と役割」について書きました。
そして、今回はアカウンティングの中でも「貸借対照表(財務会計)の読み方」について簡単に解説していこうと思います!
では、本題に入っていきます。
財務会計の意義と役割(前回のおさらい)
まず、前回のおさらいから始めましょう。
前回は、財務会計や管理会計、そしてファイナンスがどのような関係性でどのように機能するのかについて解説しました。
今回ご紹介する貸借対照表は、社外へ報告するために行われる財務会計の中の一つです。
財務会計は主に、
で構成されます。
では、貸借対照表とはどのようなものか学んでいきましょう!👀
貸借対照表とは?
貸借対照表とは、決算日に、企業の持っている資産や抱えている負債、そして株主から預かっている純資産の状況を報告するものです。
「バランスシート (B/S)」と呼ばれることもあるので、一緒に覚えておいてください!
上の図を見てもらうと分かるように、左側に資産、そして右側に負債が記載されます。
続いて、資産と負債それぞれについて解説していこうと思います。
貸借対照表の読み方-①資産
資産は、「資産をどのような形で持っているか」を示しています。
そして、流動資産と固定資産で構成されており、上からお金になりやすい順に並んでいます。
よって、資産に占める流動資産の比率が大きいほど、一般的にその会社は安全であると言えます。すぐにお金になるものをたくさん持っているということですね!
また、固定資産の中でも無形固定資産の金額が大きくなっていることがあります。
これは「のれん」と呼ばれるもので、企業の買収を行ったことを表すものです。
次に、負債について学んでいきましょう!
貸借対照表の読み方-②負債
負債は、「どのように資金を集めているか」を示しています。
そして、上から流動負債、固定負債、純資産の順で記載されます。
ここで、先ほど解説した資産と異なる点は、上からすぐ支払わなければならない順に並んでいるということです。
よって、負債は右下の純資産が大きければ大きいほど、一般的に安全であるといえますね。
まとめ
簡単に今日の内容をまとめましょう!
まず、資産は「どのような形で資産を持っているのか」、そして負債は「どのように資金を集めているか」でしたね。
そして、左上の流動資産が大きいほど、右下の純資産が大きいほど一般的に安全な企業だといえます。
おわりに
いかがだったでしょうか!
今回は財務会計の中でも貸借対照表 (B/S) について解説しました。
次の記事では損益計算書について学んでいきましょう!
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ではまた✌️
参考図書
早稲田大学ビジネススクール『ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門』(日経BP社)
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