去り行く香港人の同僚
香港人の同僚が退職する事になり、それに伴いドッサリ業務がワタクシのもとへ。
若干テンパるワタクシである。
会議の時など「私はあと1ヶ月半で辞めますが、最後まで協力しますので、わからないところとかは今のうちにドンドン聞いてください!」
と、目を輝かせる。
んまーどっかできいたことある決まり文句を言ってるなーとは思ったが。
そんな折、彼女がクライアントにどういうフォーマットで提出していたかわからない書類があり、なければないで、自分で勝手に作るし、それはそれでいいのだが、既にフォーマットがあるなら、それをつかえれば手っ取り早いと思い、彼女に質問してみた。
・・・ら、
「あんたさ…そんな事、今、私に聞いて…私がいなかったらどうしてたの?」
などと言い始める。
もうその時点でワタクシは彼女と話すことがないので、シャッターはおりているのだが、理路整然と彼女が皮肉たっぷりにでも、それらしく説教を始める。
英語なので、ストレートに通じない分深く解釈すればドツボにはまるし、自分の中の意訳機能を「ピーチクパーチク」にでも切り替えておけば無駄に正面からダメージを受けずに済む。
…っていうか、ワタクシからしたら仕事が終わればそれでいいのである。
「最後まで協力しますので、わからないことがあったら今のうちに…」
もさしずめ、
「大変かもしれないけど私に頼らず頑張ってね」
にでも意訳しておけばよかったと思う程度である。
辞める人と無駄なイザコザを起こすのもワタクシの趣味ではないので、ここは、波風立てずに
シカト…
である。
本記事1本分のネタを与えてくれたとでも思うことにして、とっとと忘れる所存である。
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