薬に頼らない！スウェーデン流 "花粉症じゃなくなる" 4つの習慣

それは、私がアメリカで本格的にリゾート事業に着手し始める前、世界の様々な国と地域の観光地を巡り、ホテルマネジメントやリゾート地におけるエンターテインメントの研究をしていた時の話です。

私は、毎年冬が終わり過ごしやすい気温になり始めると、決まって鼻水が止まらなくなり、外を歩けば5分程で目を開けていられなくなるくらい重度の花粉症に悩まされていました。しかし、とある春先、スウェーデンのストックホルムに滞在していた際に訪れた、『ローゼンダール・トレードゴード』通称「お城の庭」と呼ばれる王室の旧別荘がある島で、私の中の春という季節の価値観が180度変わります。

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ローゼンダールス・トレーゴードはたくさんの自然にあふれ、その広大な土地のなかには、野菜や果物の畑、ハーブ園や色とりどりのお花畑があります。温室では鉢植えや苗はもちろん、そこで育てられた食材を使ったホームメイドの料理やお菓子なども販売されています。

そんな「花粉だらけ」の観光地で出会った現地の人々と交流をすることで、スウェーデンの人々の伝統的なライフスタイルを学び、それと同時に花粉症について科学的に調査し始める事になります。それはまるで自分が花粉症であることを忘れさせてくれる、『魔法』にかかったかのようでした。

はじめに

生活習慣を変えるというと、丸一日の過ごし方を改善しなくてはいけないと思われるかも知れませんが、そんなことはありません。アレルギー性鼻炎の治療、特に花粉症を克服する為には、朝のほんの数十分、あることをすれば症状を簡単に抑えることが出来ます。