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42tokyo Piscine体験記: プログラミング未経験者が辿り着いた4週間の冒険

2023年2月。プログラミング未経験の私が、42tokyoの入学試験「Piscine」に挑戦し、合格したお話。(画像は42tokyoホームページより)


Piscineとは

入学試験「Piscine」は24時間オープンのキャンパスに4週間通いながら、他の受験生と協力し、コーディングの基礎課題に臨む世界共通の試験です。

42tokyoホームページより抜粋

「Piscine」は42tokyoに入学するための試験の名前です。フランス語で”スイミングプール”という意味らしく、4週間という長い時間を泳ぎ続けられた者だけが入学できることから、この名前が付けられたそうです。
合格率は約4%(42tokyoホームページより2021年での情報)
受験者の滞在時間は週平均35〜56時間と、受験期間中はフルコミットする必要があります。
さらには合格基準が明かされていない。
まさしくハンター試験ですね笑

Piscineを受験した経緯

2022年の春ごろ、知人からの紹介で42tokyoを知りました。
好奇心が旺盛な自分は、普通の学校とは一線を画す特殊なシステムに強くひかれ、とりあえず受けてみたくなりました。
しかし、大学に通っており、さらに部活動もあり、まとまった4週間をすぐに確保することはできず、結局、約1年後の2023年2月に受験することになりました。(2月は大学が春休み。部活の公式戦もこの時期はないので、1ヵ月休みを貰った。)

Piscineを受ける前に行った準備

事前準備としては
・時間の確保
・定期の購入
・ブラインドタッチの練習
ぐらいで、特段大きな準備は行っていません。
実際42tokyoのホームページにも

プログラミング知識なしで応募できます

42tokyoホームページ

と書かれています。
プログラミング未経験でOKとは言え、タイピングは速い方がいいと思ったので、寿司打ずっとやってました(笑)

実際にPiscineを受けた感想

一言で表すのであれば、「自分に合っていてめちゃくちゃ楽しかった。あっという間だった。」です。以下その理由を書かせていただきます。

  1. 授業がないこと
    小さな頃から学校の授業は苦手でした。自分がわかっている範囲の内容は退屈だし、わからないところは理解する前に通り過ぎてしまう。次に学ぶ内容は教科書に書いてあるため知的好奇心もくすぐられない。
    しかし、42tokyoでは授業はありません。もちろん先生もいません。それはPiscineでも同じで、与えられた課題を自力で解くしか道はありません。
    Googleで調べるなり、誰かに聞くなり、方法は様々ですが、理解しなきゃ次に進めない一方、理解したという実感を得ることができます。日々成長できていることが楽しくて仕方がありませんでした。

  2. ピアラーニングによって、違う人の考えや意見に触れることができ楽しい
    42tokyo(Piscine)では、ピアラーニング(コードレビュー)が重視されています。同じ課題でも、人によって書き方が違ったり、環境構築が違ったり、自分で調べるだけじゃたどり着けなかった知識に出会うことができます。さらに、雑談を通して、その人の人生なんかにも触れることができます。

Piscineから学んだこと

  1. プログラミング能力
    当たり前ですが、プログラミング能力が身につきました。だいたい情報系学科の1学期の授業+αぐらいの能力が身についたと思います。(情報系の友達の話から推察してるだけなので参考程度に)
    とりあえず4週間とは思えない成長ができました。しかも気づいたら伸びているので恐ろしい、、、まるで亀仙流ですね🐢

  2. 学び方、調べ方を学べた
    Piscineでは、自分で調べたり、他の人に質問したりしながら学ぶことが求められます。そうすることで、自ら学ぶ力、つまり「学び方」を身に着けることができました。

  3. 分からないという状況に慣れた
    Piscineでは、わからないことは当たり前です。誰かが教えに来てくれるわけではありません。積極的に学ぶ姿勢を身に着けることができました。

入学してからの学び

入学後の様子は下記のnoteに詳しく書きました。興味があればぜひチェックしてみてください!

終わりに

興味を持たれた方、Piscineにぜひ挑戦してみてください!
ただし、時間の確保は重要です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!次回のnoteでお会いしましょう(^▽^)/


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