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未だに「パンツ」も馴染まなくて

お笑い番組を見ていると、「凄い」とか「上手い」とか「高い」とか「出来る」みたいな事が「おもしろ」になる事がある。その逆が「おもしろ」になるのは何となく合点がいくけど、ただただ凄いだけの事や、ただただ高いだけの物がどうしたって面白くなるのはなんでだろう。いかつい高級時計や車が面白かったり、ここぞという場面でバシッと決めたチップインが面白かったり、見事な料理の腕前が面白かったり、誰かの家の玄関に鎮座した大きなオブジェが面白かったり。それ自体は何一つふざけていないのに、人だったり状況だったりの条件がビタッと揃うと、途端にそれが滑稽に見えてしまうのはなんでだろう。

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