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SM嬢の自粛前と自粛後~性生活が180°変わりました!(Ⅰ)


【Ⅰ、コロナの猛威は突然に】

彼(今の夫)とは同棲中。
午前中は彼が仕事に出ていくのを見送り、軽いストレッチや家事をした後、少しお昼寝。 近所のジムへ出掛け、サウナでデトックス。

身体をきれいに洗ってメイクをし、事務所へ向かう。
お客様から電話が入ったらホテルへ移動し、 終了後はまた事務所に戻る。

待機時間にブログを書き、 仕事が入ればまた移動。
帰宅後お風呂で身体を休め、ベッドに入ればだいたい朝の3時か4時頃。

週末ごとに提出するシフトの通りに出勤し、 毎夜のごとく御主人様の元へ...

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そんな生活を、3年間以上続けていました。
変化がないようでいて、刺激のある毎日。

リピートしてくださる多くのお客様。
定期的にプロフィール写真を撮影し、新規のお客様との出会いがあり、そのお客様も常連になってくださり..

それぞれのお客様との時間がそれぞれに異なる濃厚な空気に包まれ、
日々SMをしていても飽きることはありませんでした。

好奇心が満たされるとともに、性への知識が広がり、経験が重なり、関係が深まっていきます。

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プライベートは、というと、そちらは怒涛のような日々で、
修羅場的なことや環境の大きな変化が立て続けに起こりました。
そのような中でも嬉しい出逢いがあったり、趣味に邁進することもできたりで、日常生活と奴隷生活の両方が充実していました。


しばらくは同じような生活が続いていくのであろうと漠然と予想していた矢先、
突如として新型コロナウイルスが猛威を振るい始めます。

2月1日、クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客に、ウイルス感染が確認されました。

事務所で一緒に待機していたK子さんとニュースを見ながら「遂に来たね、怖いね」と、
心配しながらも、まだ対岸の火事であるような心持ちで顔を見合わせていたのを覚えています。


2月は元々風俗業界の閑散期であるため、ある程度予想はしていたものの、日を追う毎に待機時間が増えていきました。

1月と比較しても、かなりの収入減。

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お客様との会話でもコロナの話題が増え、
店長とも毎日の様に「来月は大丈夫だろうか」と話し合っていました。
また、他の多くの風俗店からも苦しいという声が漏れ聞こえ始めました。

3月に入り、一週目はある程度の常連のお客様とお逢いできましたが、
5日に予定していた御主人様とのディズニーランドデートはキャンセルを余儀なくされました。 (実は暗いエリアでプチ露出を考えていました)

二週目ごろから、コロナの影響は目に見える程に加速していきました。
三週目が過ぎ、四週目に入る頃にはお店は存続の危機に瀕していました。

最終週から4月の初めにかけてが決断の時でした。

(続きは、次に掲載される『SM嬢の自粛前と自粛後~性生活が180℃変わりました!(Ⅱ)』の記事をご覧ください。)

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