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お笑いによる世界NK細胞活性化計画と言うアジェンダ
笑いは免疫強化のNK細胞を活性化させる
このところ、例のウクライナロシア問題が世界のニュースを騒がせている。それにより、不安を煽られたり、やり場のない気持ちから、一方的にどっちがいいの悪いのと結論づけて見てしまうしかない人たちも、もしかしたらいるかもしれない。
でも、本当の真実は一体何なのかっていう問題をいったん脇に置いて世界平和の元について考えた時、例え一瞬であったとしても、みんなの気持ちを軽くしたり、人を助けられるものって何だろう。
その一つは”笑い”だと私は思う。
私自身、去年にこの街で突然強行されたワクパス政策による意味不明な多数決主義の二分化、つまり、人種差別以外の人権差別を目の当たりにして、随分と気持ちが暗くなり、正直何ヶ月も何もできなくなってしまったところすらある。
オミクロンの次はウクライナ問題?
そして、オミクロンが少し下火になり、みんなが上向きになりつつある今、新たに世間を恐怖の淵に陥れ初めたのが今回のウクライナ問題だ。
そもそも、実際に現地で何が起こっているのか、真実は何なのか、ということとは関係なく、様々な情報戦の強調する”戦争”という言葉、それを想起させる画像(報道)にまずはやられてしまった人たちもとても多いのではないかと私は想像する。
でも、考えて見てほしい。
今、私たちは現地にすぐに行けるわけではなく、現場の本当の現実が見えるわけでもない。ただ、気持ちが煽られて右往左往するのは、全てメデイア、あるいは、ネットによる報道によるものだ。そしてそれは決して純粋な一次情報ではない。
これほどまでに情報の多様化がひどくなっている今、何を信じるのか、何が本当のことなのかはある意味誰にも分からないかもしれない。
そのことそのものも、実は多くの人たちにとってはとても不安なのは、もちろん間違いないだろう。
目の前の生活を大事にすることで世界平和に
でも、だからこそ、今は敢えて不安の方向を向くのではなく、それぞれの場所から世界の平和を祈りながら、目の前のささやかな日々の出来事に感謝したり、自分自身の心の真実に目を向けたり、又は、時間を忘れて笑ったりしながら人間の生活を楽しむことが、実のところ、全てを変えていく大元になっていくんじゃないかな。
例えば、みんなから叩かれたり恐れられている深刻なしかめっ面をした政治家たちだって、不安な時に、奥さんが作ってくれた美味しいスープを飲めば心が温まる事もあるだろうし、家の中や気のおけない友人の間では、例え一瞬であっても、つまらない冗談を言い合って気を紛らわす事だってあるだろう。その瞬間、そういう人たちは果たして政治や国家間の戦いのことを考えているだろうか。
世界を変えるかもしれないお笑いパワー
以前、吉本興業の様々な問題が勃発した際、ダウンタウンの松本人志さんが、”お笑いなくなったら家とか色々ある子らとか大変やん。それで助けられてんのに。”みたいな発言をしているのを聞いたことがある。
全くこれと同じ言い方であったかどうかは覚えていないけれど、(日本の芸能人発言をそんなに丁寧に追えてなくてすいません。)つまり、家庭環境とか、家の中の問題がある子供たちが唯一助けられてる瞬間というのがお笑いという事なのだ。
それがあるからこそ、いろんなことがあってもその瞬間だけは生きてる時間を楽しんでる自分になれるだろうし、それによって、どれほどの救済がなされているのかということは、とても一言では言い尽くせないんだと思う。
笑いが生活の一部の関西人
私はたまたま日本での人生の中の多くの時間を関西圏で過ごしたので、身内や親族は関西出身ではなかったけれども、関西文化の良いところや、関西人スピリットについては多少は生の声として語る事ができる部分はあるんじゃないかとは思う。
その代表的な美点の一つは、例えば親の代から関西の土着的なエリアに住む多くの人々は、普段から、できるだけ深刻になりすぎないように、日常生活の中にどこかしら笑いやオチを取り込んだ会話をする習慣があるようなところだ。
例えば大阪などの大都市では、子供たちの日常的なおしゃべりが、他の地方の人たちから見たら、まるで漫才の掛け合いのようだと言われることもこういった文化の一つの象徴とも言えるだろう。
それが関西弁の言い回しのせいなのか、吉本のお笑い文化の影響なのか、江戸時代から続く大阪商人のマーケテイングの代々の伝統なのかは私には分からないけれども、東京や他の日本では通用しないような、ある意味ギリギリな感じにお腹を抱えて笑うような冗談が結構普通にまかり通ってしまうのは関西ならではだと思う事も少なくない。
関西育ちのロシア人ピロシキーズ
さて、そんなわけで、今回私が紹介したいのは、ロシア人の二人組”ピロシキーズ”だ。(今は二人は日本のテレビとかにも出ているとからしいので、どこかで見かけた人もいるかもしれないけど。)
国際交流が日々普通に行われているNYにいる私は、ここでロシア人家庭に何回か招かれた経験もあったので、その文化的背景にはそれなりに親しみも感じていたのもあり、この二人のYoutubeには実のところ、随分前から注目していた。
二人ともがロシア生まれで、子供の頃に親御さんの事情でロシアから日本の関西に移住して少年少女時代を過ごしている。なので、二人ともが日本語ペラペラ、しかもガチの関西弁の関西育ちだ。そして、現在は東京で仕事をしている。
ロシア人の二人による関西弁の掛け合いが笑える
だから、二人ともかなり流暢な関西弁を使って話をする。しかも会話は常にボケとツッコミモードも満載だ。とは言え、外国人としての目もあり、日本人を非常によく観察しているし、それらを痛烈なジョークと共に関西ノリでみんなに伝える表現力や頭の良さは、とても出身が国外の人たちとは思えず、思わず感動してしまう。
私は世界のワクパス制限発生以降、色々と気持ちが暗かった。だから、彼らのYoutubeもしばらく見ることすら忘れていたぐらいだったのだけれど、今回のウクライナ問題に関する生の声を聞きたかったので、アカウントを改めてチェックしたついでに、彼らの過去動画を見直していると、思わずお腹を抱えて笑ってしまったものも、実は少なくなかった。
彼らのロシア人としての真面目な政治的見解に関する動画を見た後に、久しぶりの関西ノリ外国人の彼ら独自のポイントをついた鋭いおしゃべり動画を見はじめたら、普段からここでは色々な外国人とのギャップを垣間見ることが多いだけに、おかしくておかしくて、気がついたら、何だか全てがどうでもどうでもよくなってしまった。
ある意味こんなに笑ったのは久しぶりなぐらいに可笑しかった。
世界を救う笑いの力
時間を忘れてお腹を抱えて笑う。
こういう体験を最後にしたのは一体いつだったのかも、いまは思い出せないぐらいになっていたことに気がついた。
と同時に、これが今世界に本当に必要なことなんじゃないかなって思った。
なので、今回のnoteでは、彼らのYoutubeを紹介します。
まずは、比較的最近の大笑いした文化的背景の違いについて語っているもの。こういうのは彼らのアカウント内にはいっぱいあるので、気に入った人は各自で色々探して見て欲しい。
そして、これは、彼らが一ヶ月前に、真面目にロシア人の立場でロシアウクライナの現状について思うところを語っていたYoutube。
これもとても重要な第一情報の一つだと思う。こんな風に真面目に世界を見つめる中で、普段は敢えて笑いの心を忘れない彼らのノリを理解すれば、それにはむしろ元気をもらえるだろう。
今、ウクライナ問題を含む世界の現実では本当に色々な事が起こっている。不安になろうと思ったら、いくらでもそうなれる。でも、だからこそ、今は笑うことで助けてもらおう。笑っている瞬間は、政治家もホームレスも、どんな人種の人たちも、みんなが平等でいられるはずだから。
ありがとう。ピロシキーズ。
これからも、ますます国境がなくなる日が来る事を願って。
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