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NY在住日本人ママたちの本音激白トーク

NYに長くいる人たちには、学生時代を経て、外国人のパートナーと結婚してここで家庭を持って暮らしている人たちも少なくない。そんなママたちは、子供を持つと、やはり同じハーフの子供たちや異文化の外国人のパートナーを持つ悩みを通して繋がり合う機会も多い。

そんな中で、二人のハーフのお子さんを持つ友人の一人が、子供が寝静まった後のママ友本音トークの音声配信を始めたので、今日はそれを紹介したい。

彼女たちは、営利目的とかではなく、単純に現地情報をより多くの日本の人たちや世界中の日本人の人たちに知ってもらいたいという動機からこのトークの番組を始めたので、いわゆる日本のネットビジネス的なマーケテイングアイデアから作られたようなものでは決してない。

どちらかと言うと、ステイホーム要請中に、子供たちが寝た後に、誰かとおしゃべりしたいママ友がズームで会話している間に自然発生的に思い立った企画だ。だから、そういう意味では、ものすごく純粋な現地の第一情報の提供と言える。

なので、名前も匿名のイニシャルトークで、多少作り方も荒削りだったりもするかもしれないけれども、そこはビジネスコンセプトとはまた違うと言う事で聞いてもらえればと思う。

私が特にオススメするのは、今回ジョージフロイド氏の一件によって発生した人種差別問題に関するトピック。これは必ずしも今回のプロテストのことについてだけを話しているのではなく、それをキッカケとして、日本人である彼女たちが今までのアメリカ生活でどんな風に差別にまつわる経験をしてきたのか、どういったことで差別を感じたのか、また、どういったところで、アメリカ人は差別だと感じたりするものかなど、人種差別と言うとてもSensitiveな問題に関しての現場での現状が聞けたりもする。

一言にアメリカは移民の国と言ってもこの国はとても大きい。だから、人によってはNYはアメリカじゃない、とまで言っていたりもする。私は最初はその意味が実感としては良く分からなかったけれども、他の州の特に郊外などに行って比べてみたら、それがいかにNYとは違う世界かというのが良く分かる。

つまり、NY以外でもサンフランシスコやロサンゼルスなどの大都市は、人種が大きく混じり合っているので、リベラルな感覚の人も少なくないけれども、それは決してアメリカ全ての話ではない。彼女たちの会話の中でもあったけれども、他の州に行くと、そもそもアジア人そのものがそれほどいない場所っていうのもあったりする。私はNY州のアップステートでさえ、そういう場所に行ったことがある。そこでは、私たちは”アジア人”という彼らには珍しい生き物になったりもする。もちろんそういった地方の人たちにとっては、日本人、中国人、韓国人の区別なんてとんでもない話だ。(だから、面倒な場合は全て中国人っていうことにされてしまったりもする。)

そんなわけで、経験豊富なNYのママたちが語るアメリカでの人種差別の実態やアメリカ生活の裏側や、教育事情などを少しでも覗いてみたい方は、是非お時間がある時に立ち寄ってあげて下さい。


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