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四国旅から感じたこと①

四国旅から戻ってもうすでに2週間以上経っている。余韻に浸っていた時期はとうに過ぎて、忘れてしまいそうだからここにある日の感情の変化を書き残しておきたい。

旅の目的はカルマの開放

開放させるためには今現在のケシに会って現実を知ること。

他に予定入れたけどメインはやっぱりケシなんだ。彼に再会するために予定を組んだ旅なんだから。
(名称は「大学生の頃の私①~⑨」でご確認ください)

ということで

36年ぶりの再会っていったいどんな顔して会えばいいのか?

かなり私、緊張してた。
でも、
駅で待ちあわせしたんだけど改札出たらすぐにケシだとわかった。お互いに最新の写真送りあっていたのもあるけどあの頃とそんなに変わってない?面影か残ってた。

36年会ってなかったとは思えないくらい普通に話せたし、旅の仲間たちを紹介することもできた。

嬉しかったのは、私の仲間たちにも興味を持ってくれて積極的に話を聞いたり、したり。ものすごく気を使ってくれているのを感じた。

こんなに優しい人だったっけ?とてもびっくりした。私を地獄へ突き落とした男の友だちだから絶対に好きにならないって思っていたけどいとも簡単に沼にハマりそうになっていた。

案内してもらう道すがら自宅の前を通るというので、自宅も見せてもらった。

隣には次男さんの家族が住まわれているらしく、わざわざピンポン鳴らして、次男さんの奥様が玄関口に出てきてくださった。

なのでご挨拶させていただきました。家の中から2歳くらい?の男の子も出てきました。次男さんのお子さんだからケシのお孫さんだ。

男の子を抱っこしたケシの笑顔はとろけるようでした。

ラインでのやり取りで、「家族は幼稚」とか「家族は邪魔」と書いてきたことがあったから隣に住んでいても交流ないだろうと勝手に思っていたけどお嫁さんとも普通に会話して、お孫さんを笑顔で抱っこして、めちゃくちゃいい人に見えた。

とりわけ家族を大切にしているかどうかは謎だけど対立はしていなさそうだった。

しかしなぜ、奥様と没交渉になってしまったのか?「いろいろあっての今だから」とラインに書いてあったけど、いろいろって私はてっきり奥様が不倫をされてたのだと思っていました。

実はそうじゃなかったみたいで、別の大きな問題が信頼関係を崩してしまったようで。

観光地を案内してもらいながらいろいろ話を聞いているうちに、なんとなくみえてきて、だからあんな破滅的な小説の文章なんだってこともわかった。

やっぱり主人公は作者の心が滲み出ているんだな。

「これからは好きなことしたい」

って随分前のラインに書いてあったけど、それの意味もわかった。

この人、本当にお金に苦労してきたんだな。何か現実逃避したくて逃げ道とか欲しかったのかも。実際にケシが小説の中の男のように不倫していたかどうかは聞けなかったけど、なんとなく不倫できるような余裕もなかったのではないかと思ってしまった。

この男、セックスという文字をよく小説やラインのやり取りの中で使っていたけど実は自分のことが一番大好きで、対女性とはものすごく長いことセックスレスなのではないかとも感じた。(個人の感想)

いい意味でも悪い意味でもないけど、今も昭和の時代を懐かしんでいる善きじぃじなんだろうな。

もしかしたら燃えるような恋愛を今一度したいのかもしれないな、このじぃじは。

だからって遠くに住んでいる私に何を求めたのさ?

そんな印象だった。

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