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木曜日は映画の話。極刑を浴びせたくなる、映画館で大いびきのおっさん。

こんばんは、ジャスミンです。

犯罪映画好きの友達と時間が合わなかったので、昨日は一人サクッと映画に行ってきた。(木曜日用の記事を寝てしまったので金曜日に投稿)

9.11の同時多発テロ直後、アメリカは、世界のあちこちで、怪しいと思う人をその国の許可なく捕らえてキューバにあるグアンタナモ収容所に送った。

裁判も行われず、罪状も明示されないまま、まっすぐ刑務所に送るなんて、ほんと無謀で最悪。法治国家としてあるまじき。

その刑務所に送られた息子を取り返すためにドイツ在住のトルコ人の母親が奮闘するお話で、『ミセスクルナスVSジョージ・W・ブッシュ』。

映画は、あらすじだけちょっと仕入れて行ったら、ポップかつ母親のキャラを全面に押し出したものだったので思ったのと違った笑。

刑務所が見たいのに笑。

息子が拷問受けたとか色々情報が入ってくるの。水責めとか、大音量の音楽を24時間聴かせ続けるとか、ひどいやつが。

この映画ではその場面は出てこなかったけど、グアンタナモ絡みの映画は観てきてるからどんな拷問かはよくわかってた。

この映画の期待からのギャップについていけないまま、映画を観ていると、隣のおっさんが、いびきをかきはじめた。

うそー。

しばらく我慢したが、映画の内容が入ってこん。

おっさんの肘置きを叩いて音を出してみたが、少しピクッとするものの、一向に起きん。

しびれを切らした私は、おっさんから離れた後ろの席に移動。

ホッとしたのもつかの間、シアター内に響き渡るほどの大音量に!

みんな、こいつに拷問を浴びせたかったに違いない。

そもそも最初から不穏だった。

一列全部客がいないのに私の隣の席を取らんでもいいやないか。

はー映画も期待はずれ(多くの人はハートウォーミングな話でよかったと言うかもだけど笑)でガッカリしながら、トボトボと歩いて、ブログコミュニティの仲間に不満のコメントを送ったら。

ブログ仲間の男子が「そんなやつ、濡れた雑巾で顔を覆えばよかったんですよ!」

これに大笑い。映画の内容は知らせてなかったのに、まさにアメリカの得意とする拷問(水責め)を言ってきたからだ。

「私の観た映画に出てきた拷問方法やん!」

「あいかわらずどんな映画を観てるんすか!笑」

この一言で、「大いびきのおっさん」は、ネタに変わった笑。

スタローンやダニエルやブラピが出る映画じゃなくてよかった、と思おう。



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