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むー
2017年4月13日 21:37
聴こえる子と同じでいたい。今だから言葉にできるけど、子どものころはとても直視できない、ヒリヒリした切実な祈りだった。 難聴と診断されたのも、補聴器をつけはじめたのも、小学校低学年のころ。当時はまだ障害の程度が軽かったこともあって、高校を卒業するまで、ずっと聴こえる子たちと同じ学校で学び続けた。補聴器で声をかき集めて、唇をヒントに相手の話を推測して、そうしてキャッチした情報