ウィズコロナ時代の老け見え対策

コロナ渦でマスクをつけることが日常化した昨今、たとえコロナがおさまってきても、しばらくはマスク着用の慣習は続くのかな？と思っている方も多いはず。もちろんマスクは、コロナの感染予防にとても重要なアイテムです。しかし、長時間つけ続けることによる弊害を指摘する声も、ちらほら聞こえてきます。

マスク着用で、老け見え加速!?

マスクを長時間つけ続けると、特に女性のデリケートな肌は、トラブルを起こしやすくなります。シワやシミができやすくなってしまうこともあります。不衛生なマスクをつけていることで肌トラブルに見舞われることもあるようです。日頃からていねいなスキンケアを心がけて、常に清潔なマスクを使うようにしたいもの。

一方で、マスクで顔がかくれることにより、顔の表情が乏しくなってしまうことを指摘する専門家もいます。表情筋が衰えて、顔がたるんだり、むくんだりするとシワやほうれい線が目立つようになり、老け見えに拍車がかかってしまうらしいのです。

確かにマスクをした者同士の会話は、表情が見えづらく、感情も伝わりづらいと思います。マスクをしたままのコミュニケーションが常態化し、徐々に表情筋を使わなくなっていくことで老け見えが進み、久しぶりの出社や外出で顔を合わせたら、老けて見られた…。なんてことも。こんなこわい現象を回避するために、できるだけ早くで対策をしたいものです。

顔ヨガで老け見え対策

みなさんは、顔ヨガを試してことはありますか。以前ちょっとしたブームになりましたからご存知の方も多いはずです。ご存じない方のために顔ヨガとは、顔の筋肉、いわゆる表情筋を刺激して、いきいきした表情を維持、強化するためのトレーニングです。顔ヨガの先生によると、表情筋、つまり顔の皮膚にくっついている筋肉を鍛えることで、目ヂカラがアップし、口角のあがった表情がつくれるようになるそうです。

顔ヨガによって強化したいポイント。相手に好印象を与える笑顔は、「目」と「口角」「頬」の3点でできているそうです。目をぱっちりと見開らいた表情は、そうでない場合に比べて、気持ちの前向きさまで現れてくるように感じられます。

口もとは、ゆるんでいるとだらしなく見えますし、への字に曲がっていたら不満がありそうな印象を与えます。また、頬も大事で“ほほ笑み”というくらいですから、若々しく好印象の笑顔に寄与する大事なパーツです。

顔ヨガの詳しいやり方は、写真や動画を使って紹介されたサイトがたくさんあるので参照してみてください。思いっきり目を見開いたり、口をとがらせたりして、実際にお手本を見せてくれている先生の真剣な表情に目が釘付けになってしまうかもしれません。

表情筋を鍛えるもう一つの秘策!?

最後にもうひとつ、顔ヨガ以外に表情筋を鍛えるアイデアをご提案します。それは、英語の音読です。ポイントは、音読する際できるだけネイティブの発音に近づくようにものまねしている気持ちで発音することです。

日本人は一般的に英語の発音が苦手と言われています。理由は色々あると思いますが、日本語と英語の発音に存在する“複数の違い”に気がついていないことも理由のひとつだと思います。

日本人は、日本語に存在しない音、LやR、Thを正しく発音するために、舌の動きに注意を向けすぎているように思います。ですが、舌の動き以外の違いにも注意をむけるべきだと思います。

その違いとは、発音する際の口の形の作り方。日本語が、音節ごとに口の形を固定した感じで音を出すのに対して、英語の場合は唇を動かし口の形を変えながら音を出す。感覚的でわずかな違いですが、こんな違いがあるように思います。

そして英語の口の動きは、顔ヨガほど激しくなにせよ、普段使わない表情筋を動かす良いトレーニングになると思います。ネイティブの発音は、スマホアプリなどで簡単に確認できますから、こんな方法も参考にしてもらえたらうれしいです。英会話の練習と一緒に表情筋まで鍛えることができれば、こんな良いことないと思いませんか？

海外旅行の解禁を待ち望む方は多いと思います。おいしい食事とコスメが大好きな私たちもそのひとりです。自粛の全面解禁までもう少し…そう言い聞かせつつ、表情筋のトレーニングでもしながらその日を待ちたいと思います。

参考サイト：
美しく生きる「マスクの着用と肌トラブル」

アンプールマガジン「マスクの擦れからくるシミや色素沈着を予防するには？」

タウンワークマガジン「笑顔で第一印象アップ！　表情筋を鍛える「顔ヨガ」のススメ」

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