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UEFAライセンスホルダーによるサッカー解説。 指導全般、戦術構築/分析/採択のアイディアをお求めの指導者、分析家、サッカーファンのための場所です。

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    【完全版】専門家のサッカー解説書「密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進①」

    専門家のサッカー解説書シリーズ「密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進①」のPDF版です。表紙はありません。指導全般、戦術構築、分析、採択のアイディアをお求めの指導者、分析家、サッカーファンのための、UEFAライセンスホルダーによる解説書です。書籍はおろか、どのメディアでもプロが教えないタイプの極めて細かいポイントをお伝えする参考書になります。本書「専門家のサッカー解説書 密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進 ①」はポゼッション維持も意図あるボール排出も難しい条件スローインの取り扱い方段差をつくる意味排出口の種類三角形の種類とそれぞれの重要度三角形の一進法とダイヤモンドの二進法定義化、体系化の危うさ等々を解説したものになります。相手守備のベクトル操作方法や角の利用方法ゲートの種類チームの力関係におけるフォーメーションの扱い守備を操作する手法の組み合わせ失敗しやすいボール配給求められる個人スキル等の解説や具体例をお求めの方は次巻「専門家のサッカー解説書 密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進 ②」をお求めください。毎度のことですがいくつかの箇所での解説は入門者には少し理解が難しく、サッカー関係者向き、あるいはサッカーマニア向きになっています。ご了承ください。
    ¥784
    専門家のサッカー解説コンテンツ
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    【完全版】専門家のサッカー解説書「密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進②」

    専門家のサッカー解説書シリーズ「密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進②」のPDF版です。表紙はありません。指導全般、戦術構築、分析、採択のアイディアをお求めの指導者、分析家、サッカーファンのための、UEFAライセンスホルダーによる解説書です。書籍はおろか、どのメディアでもプロが教えないタイプの極めて細かいポイントをお伝えする参考書になります。本書「専門家のサッカー解説書 密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進 ②」は相手守備のベクトル操作方法や角の利用方法ゲートの種類チームの力関係におけるフォーメーションの扱い方守備を操作する手法の組み合わせ失敗しやすいボール配給求められる個人スキル等々を解説したものになります。割り切るときの条件スローインの取り扱い方段差をつくる意味排出口の種類三角形の種類とそれぞれの重要度三角形の一進法とダイヤモンドの二進法定義化、体系化の危うさ等の解説をお求めの方は前巻「専門家のサッカー解説書 密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進 ①」をお求めください。毎度のことですがいくつかの箇所での解説は超初心者には少し理解が難しく、サッカー関係者向き、あるいはサッカーマニア向きになっています。ご了承ください。
    ¥773
    専門家のサッカー解説コンテンツ

記事一覧

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 7

オーガナイズド時の守備とトランジション時の守備の違いは人数と配置だけで語られがちですが、自陣ゴールからの距離を換算したそもそもの優先順位の違いがあります。 GK……

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 6

脱線しているようで、実はそれほど脱線していない話です。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッド…

守備オーガナイズド時のMFの仕事

図2-8 ***色付きの文章の閲読希望の方は【こちら】をご覧ください。 2FWが先ほどの図2-7のように右CBにサイドチェンジの選択肢を無くさせることに成功した場合、MFユニ…

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 5

ググってみたところ、アンドーラはピケのチームらしく、監督も元バルサのコーチをしていた人物でした。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィング…

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 4

名は体を表す、とはちょっと違いますが、由来を表しています。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミ…

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 3

カウンターを食らわないために相手が何をしているのか、の細かい理屈は次回以降にまわして、まずは答えです。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB…ウ…

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 2

前に重心をかける、と一言で言ってもいくつかの種類があります。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センター…

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 1

カウンターアタックのアドバンテージに、ほとんどの指導者は数的有利≒高さの反転を理解していることとは思いますが、もう一つ、内外の関係も整理したいところです。 GK……

GK、DFからのプレー㉑ 魅せるチームがなぜ負けるのか

歪みを生み出すデメリットの答えです。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB…ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボ…

GK、DFからのプレー⑳ 人数とスポット数を合わせない

攻撃でも守備でも整理整頓されすぎているチームには対処しやすい、ということもあります。 歪(ひず)みをあえて作ります。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバ…

GK、DFからのプレー ⑲ FBをラインまで落とす利点

CB-FB間にDMが入る、に続いてローテーション、逆ローテーションなども10年ほど前から知られてきた感がありますが、WGとFBの間にMFが入る、というのも昨今のヨーロッパでは…

GK、DFからのプレー⑱ 同数の相手とのミスマッチを起こす

ミスマッチの起こし方の一例です。

GK、DFからのプレー⑰ 3トップとマッチアップするときの条件

そもそも「下から丁寧に繋ぎたい」とき、これはポゼッションフットボール全般に言えることですが、パスサッカーをするにはパス以外の個人スキルが一定の割合で一部のポジショ…

GK、DFからのプレー⑯ マンツーしたくない相手をテストする

ちなみに全ユニットで同数をぶつけてどこまでもハイプレスをかける相手がいますが、その場合は相手の最終ラインを少数対少数にして放り込みをするのが一番利きます。 勝率5…

GK、DFからのプレー⑮ 3-4-3ボックスの基本フォーマット

ミスマッチを作るために戦術を構築する努力は何もビッククラブの監督だけがやっていることではありません。 おそらく世界中、色々なクラブで、名もなき指導者たちが似たよ…

GK、DFからのプレー⑭ 効率を求める矛盾について

活かすほどの個人スキルがそもそもうちの選手にはない、というチームでも、選手個々のフィジカルやテクニックを日々の練習で高めつつ、いかにチームとしては知的な工夫を凝…

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 7

オーガナイズド時の守備とトランジション時の守備の違いは人数と配置だけで語られがちですが、自陣ゴールからの距離を換算したそもそもの優先順位の違いがあります。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG...ウィンガー STR…フォワード、センターフォワード

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 6

脱線しているようで、実はそれほど脱線していない話です。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG...ウィンガー STR…フォワード、センターフォワード

守備オーガナイズド時のMFの仕事

図2-8 ***色付きの文章の閲読希望の方は【こちら】をご覧ください。 2FWが先ほどの図2-7のように右CBにサイドチェンジの選択肢を無くさせることに成功した場合、MFユニットがやるべきことは大きく分けて2つあります。ボールサイド、ゴールサイドのポジショニングと自分の背中側にいるFWのプレースペースをスクリーンすることです。(図2-8) 斜め落ちする右WGや横に動くCF、MFユニットの背後、DFユニットの前に侵入するMF達にグラウンダーのボールを出させないということで

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 5

ググってみたところ、アンドーラはピケのチームらしく、監督も元バルサのコーチをしていた人物でした。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG...ウィンガー STR…フォワード、センターフォワード

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 4

名は体を表す、とはちょっと違いますが、由来を表しています。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG...ウィンガー STR…フォワード、センターフォワード

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 3

カウンターを食らわないために相手が何をしているのか、の細かい理屈は次回以降にまわして、まずは答えです。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB…ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG…ウィンガー STR…フォワード、センターフォワード

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 2

前に重心をかける、と一言で言ってもいくつかの種類があります。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG...ウィンガー STR…フォワード、センターフォワード

ボールを奪ってからのすばやい攻撃 1

カウンターアタックのアドバンテージに、ほとんどの指導者は数的有利≒高さの反転を理解していることとは思いますが、もう一つ、内外の関係も整理したいところです。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG...ウィンガー STR…フォワード、センターフォワード

GK、DFからのプレー㉑ 魅せるチームがなぜ負けるのか

歪みを生み出すデメリットの答えです。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB…ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG…ウィンガー STR…フォワード

GK、DFからのプレー⑳ 人数とスポット数を合わせない

攻撃でも守備でも整理整頓されすぎているチームには対処しやすい、ということもあります。 歪(ひず)みをあえて作ります。 GK…キーパー FB…サイドバック CB…センターバック WB...ウィングバック WM…サイドハーフ CM…センターミッドフィールダー DM…ボランチ AM…オフェンシブハーフ、トップ下 WG...ウィンガー STR…フォワード

GK、DFからのプレー ⑲ FBをラインまで落とす利点

CB-FB間にDMが入る、に続いてローテーション、逆ローテーションなども10年ほど前から知られてきた感がありますが、WGとFBの間にMFが入る、というのも昨今のヨーロッパでは当たり前になりつつあります。

GK、DFからのプレー⑱ 同数の相手とのミスマッチを起こす

ミスマッチの起こし方の一例です。

GK、DFからのプレー⑰ 3トップとマッチアップするときの条件

そもそも「下から丁寧に繋ぎたい」とき、これはポゼッションフットボール全般に言えることですが、パスサッカーをするにはパス以外の個人スキルが一定の割合で一部のポジションに求められていました。 その要求が、ここ数年で位置的な下降をして現在はCBたちにもされているわけですが、いずれはさらに下降し、GKもパスだけでなく足元の技術で相手をかわすことが当たり前、なんて時代もひょっとしたら来るかもしれません。

GK、DFからのプレー⑯ マンツーしたくない相手をテストする

ちなみに全ユニットで同数をぶつけてどこまでもハイプレスをかける相手がいますが、その場合は相手の最終ラインを少数対少数にして放り込みをするのが一番利きます。 勝率5割だとしても、10回蹴れば5回はマイボールになり、1対1や2対2などの状況なら5回中1、2回かそれ以上、相手を危機に陥れることができます。

GK、DFからのプレー⑮ 3-4-3ボックスの基本フォーマット

ミスマッチを作るために戦術を構築する努力は何もビッククラブの監督だけがやっていることではありません。 おそらく世界中、色々なクラブで、名もなき指導者たちが似たようなアイディアを思いついたことでしょう。

GK、DFからのプレー⑭ 効率を求める矛盾について

活かすほどの個人スキルがそもそもうちの選手にはない、というチームでも、選手個々のフィジカルやテクニックを日々の練習で高めつつ、いかにチームとしては知的な工夫を凝らしているか、しかもそれが勝利することのみに特化したわけではない、いわゆる合理至上主義、効率至上主義に思い切り傾くことなく、競技者と観戦者を楽しませるアイディアが盛り込まれているか、というポイントは指導者自身を自己評価する基準になるのではないでしょうか。