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なぜ人は浮気をするのか~INTPの浮気観~

最近、Twitterで面白いツイートを見まして、いわゆる浮気とか不埒とかってものですね。
有名な企業のお偉いさんや、大学のミスコンなどのそれなりに社会的にステータスがある人が不倫とか浮気とかをしていたというものです。男女問わずです。

結論から言うと、私が考える浮気をする理由は、知性の低さもしくは、浮気をするリスクを知らないからだと思います。
前提として、なにかの知識を知っていることと知性(IQとします)が高いことは必ずしも同義ではないと置いています。IQが高くても知らないことはたくさんあります。

では、そもそもなぜ浮気をしてしまうのか。知性やリスクではなく、生物的な観点から考えると、理由はより条件の良い異性を見つけるためです。
例えば女性目線で言えば、身長が高いとかお金持ちとか高学歴みたいな3kを、条件として上げることが多いです。
では、なぜそもそも条件の良い異性を見つけたがるのか。それは、人間が動物であり、全ての動物は子孫繁栄を目的にDNAが設計されているからです。子孫繁栄のためには、子供に生き延びてもらうことが必要になりますし、生き延びるためにはより良い条件の異性と出会うことが重要になります。この条件というのは、時代によって変わります。
例えば、原始時代では、獲物を捕まえるために屈強な肉体や身体能力が必要になります。危険な猛獣から逃げる際も同様です。この時の遺伝子が現代にも残っているから筋肉や高身長に惹かれます。大谷翔平とかめちゃくちゃカッコいいですよね笑
では、現代社会ではどうでしょうか。
原始時代に比べて、肉体的な条件の必要性は下がってきました。現代では体が小さくても生き延びれます。むしろ、資本主義社会においては、お金を稼げる能力が生き延びる能力に繋がっています。つまり、金持ちがモテるわけです。金持ちになる条件は色々ありますが、手っ取り早いのは頭が良いことです。それだけでは難しいのですが、ひとまず東大に入れるくらいの頭脳があれば金持ちになる可能性は高まります。だから高学歴がもてはやされるのです。

話が脱線してしまいましたが、人間は動物であり、子孫繁栄の可能性を高めるために優秀な遺伝子を求める→浮気をするということです。
これは、原始時代とかであれば、婚約制度とかもないので、生物として正しいムーヴだと思いますが、今は原始時代ではありません。あと、原始時代なら放っておいてもそれなりに生き延びる可能性は高い気がします。現代よりも競争が少なく、子供が自立できるようになるまでのコストも低いためです。(コストが低い代わりに致死率が高そうなので、多産が正解だったかもしれません)集団生活もしていたので、子育ては現代よりも負担が少なかったのではないかと思います。

現代においてはどうでしょうか。
資本主義社会において、競争は激しくなっています。(この意見については、私が育った環境の影響もあります)
中学受験のコスト、大学受験のコスト、英語教育など、一人あたりの教育費は高騰しています。
余程突出したお金持ちでなければ、子供を何人も持つより、1.2人にして一人あたりの投資を増やす方が、子供が結果的に資本主義社会で生き延びる可能性が高いと考えています。つまり、男性は本能のままに浮気をするのではなく、子孫がどのようにすれば生き延びることが出来るのかに注力した方がいいというのが私の考えです。しかし、この論理展開だと、女性は浮気してでも優秀な遺伝子を求めるべきだという論調に繋がってしまいます。ここからは、男女問わず、浮気のデメリットについて考えます。

ではなぜ浮気をしてはいけないのか、浮気のデメリットを考えます。
男性、女性を問わず、浮気をするということは、常により良い条件の異性を探しているという証左になります。これは生物の本能としては正しいムーヴですが、これを理性で抑えられるかどうか、つまり知性があるかというのは重要です。
当たり前のことですが、自分よりも全ての条件が良い人は存在しますよね。大谷翔平とかイーロンマスクくらいになると別ですが、上には上がいますよね。特に東京の有名企業や、有名大学のコミュニティにはものすごく優秀な人が多いです。
浮気をしてしまうと、上には上がいるため、際限なく浮気を続けてしまいます。出会えるコミュニティが限られているならまだ限界はあります。地方とかだと、そこまで優秀な人は都会に比べて多くないですけど、東京にいると、コミュニティが多くてかつ優秀な人も多いので、際限がありません。

2人のカップルがいるとします。男性が浮気をしました。女性は何を考えるかというと、本当に子孫が生き延びることに協力してくれるのかという疑問を抱きます。であれば、より協力してくれる男性は他にいるはずだから別れようとなります。つまり、常にパートナーよりも条件の良い人は無数に存在するのに、浮気をするということは、将来のパートナーとの間でも、浮気をするということになります。イメージは好条件が無限に存在するのであれば、浮気も無限に発散するみたいな感じです。

男性女性問わず、自分のパートナーが過去に浮気をしていたことが判明した場合、何を考えますか?自分には浮気しないと思いますか?あなたが余程条件の良い人なら真です。しかし、大抵の場合は、あなたより条件の良い人は存在します。一度でも浮気をしてしまった人は、あなたと契約を結んだ後でも浮気しない保証はないです。
渡部は佐々木希がいても浮気しましたよね。

ただ、なんとなく思ったのが、合理的期待仮説のようなもので、私は全員が合理的な行動をすると思い込んでいます。でも、実際には人間は合理的に動かないです。だから経済学者も間違えてしまいます。そもそも、「好条件は無限に存在する」の定義があいまいです。確かに存在するとは思いますが、それと出会えるかどうかはまた別の話です。中学高校のクラスって40人前後だと思うのですが、その40人の中で一番条件が良い人がモテますよね。その学校が公立中学だとしたら、開成中学に行けばほぼ全員が好条件ですよね。でも、開成中学とは接点がないから、その公立中学のクラス40人のなかで決まるんですよね。
ここから言えるのは、出会えるコミュニティのなかで、優れた条件の異性を探すようにできているということですね。極端な例が思い浮かんだのですが、港区のパパ活女子っているじゃないですか。あれって、女性は港区の極端な条件ばかりと出会うことになるので、価値観ゆがみそうですよね笑。これは、マッチングアプリとかも同様で、マッチングアプリってそもそも写真でしか判断されない、かつ実際に出会えるコミュニティよりも出会える範囲をかなり拡大させてしまうので、価値観が歪みます。
昨今の結婚率低下には、お見合い文化の衰退と、マッチングアプリなどによる自由恋愛の定着が理由として大きいと思っています。
お見合い文化があった頃は、出会える人間が限られていましたが、自由恋愛になってからは、範囲が拡大されてしまいました。すると、コミュニティ内の好条件の人間ばかりに人気が集中してしまいますが、結婚は1:1なので、選ばれなかった人間は蚊帳の外に置かれます。その人達は、一度好条件の人と出会ってしまうと、なかなか妥協出来なくなります。
お見合い文化全盛期は、そもそもこうした蚊帳の外に置かれる人間を作り出さないような仕組みがありましたが、今は崩壊しました。前のnoteと通ずる部分がありますが、マッチングアプリとか、港区とか、あまり知りすぎないようにするのも重要です。もしくは、そうした集団で生き残るように努力するとか。知らぬが仏です。
そういう意味では、現実のコミュニティで出会った人との関係は大切にした方がいいです。どんなコミュニティであれ、80億人の中で出会う機会は貴重です。私もかつては、未熟さから素っ気ない態度を取ってしまったり、失礼な態度になってしまったことがあります。思い当たる方、申し訳ないです。

結局何が言いたかったかというと、浮気をする(していた)という事実は、相手パートナーに、私は子孫繫栄に協力するつもりはないということを示すシグナルを与えることになります。ゲーム理論みたいな感じなのですが、両者の効用が最大になるのは、パートナー同士が子孫繫栄に協力することです。(という風に私INTPは考えています。人生のゴールは優秀な子孫繫栄にあるという考えがあります、N型の未来志向ですかね。S型の現実志向は不確実性に対する防衛本能だと思いますが、N型は幸か不幸かその防衛本能が壊れています笑)その効用を実現するには、浮気をしない、誠実であることが必要です。
少しロマンチックですが、異性に求める条件に1つ追加して、パートナーと過ごした時間とか、お互いの理解度を追加してみると、他の人にはない好条件が自ずと出来上がる気がしています。その条件だけ見れば、大谷翔平よりも良い条件の男性が出来上がりますよね。

長々と講釈垂れてしまったのですが、1つご承知おきいただきたいのが、私が知性を重要視するバイアスがあるということです。つまり、ポジショントーク的なものも含まれてるので、あまり気にせずにこういう考えもあるのか程度に留めていただけたらと思います。私は日銀総裁みたいに頭脳で国を動かす仕事とかしてみたいですし、尊敬してます。私が成れるかは分かりませんが、、、アカデミアとかの人って、頭脳がないと出来ないですけど、お金を稼ぐのは頭脳なくても出来ますからね。

人ってどういう経緯で変わるんでしょうね、いつか私がお金を持てば、港区おじさんみたいになってしまうのですかね。
港区のような世界はどことなく低俗だと感じてしまうのですが、これって妬みとかなんですかね。

この真相を確かめるべく、私は港区へ向かうことにしま、、、

どうか私に慈愛の心をお恵みください。今から与えられる人間になりましょう!