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司書として、これからも

中学生のときに描いた将来の夢は、学校図書館司書だった。

その後、大学を出て教員になり、うつ病になって無職になり、結婚して妻になり、塾講師のアルバイトをした。

そして今の私の肩書きは、「学校図書館司書」である。
いろんな巡り合わせと運とが重なって、中学生のときの夢を叶えてしまった。


学校図書館に勤務するようになって2年目になった。
学校図書館には日々様々な子どもたちがやってくる。

「先生、〇〇の本ありますか?」
「せんせー、なんか面白い本ない?」
「先生、これ読んだ?面白かったよ!」
「ちょっと聞いてくださいよー!この前のテストで…」

休み時間はにぎやかなことこの上ない。

本に触れている時間も長いが、子どもたちの対応をしている時間もまた長い。

そんな中で、子どもたちに教えてもらった。
私は本が好きだ。でもそれだけではなかった。
本を通して誰かと繋がること、誰かと誰かを繋げることが好きなのだ。
だからこそ、毎日騒がしい図書室にニコニコしながら(時々お説教もするが)い続けることができるのである。


学校図書館司書になるという夢を叶えた私には、次の夢がある。

司書としてキャリアを重ねていきたい。
今勤めている小中学校だけではなく、高校や大学の図書館、公共図書館にも行ってみたい。

本で人と繋がる仕事を細く長く続ける。
そうして年を重ねられたらこの上ない幸せだ。

#なりたい自分

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