生きることは
つらいとき、心が痛いとき、折に触れて思い出す一節です。
AKB48のアルバムの中の1曲。しかもCメロ。
決して有名な曲ではないけれど、私の生き方を言い表してくれていて好きです。
生きていて遭遇するアクシデントって、紙の縁で手を切るのに似ているなと思っていて。
転ぶのとかぶつけるのとかと違って、痛みで怪我に気づくところとか。
切ったことに気づくと急に痛みが増してくる感じとか。
心が痛いからやっと傷ついたことに気がついて、じわじわと大きな痛みになっていく。
それでも、暗闇に手を伸ばして生きていくしかない。心から血を流しながらも死ねない。
そんなふうにして今まで生きながらえてきました。
この一節を思い出すとき、いつもイメージする映像があります。
ドラマ「ライフ」のCMで見た、いじめられてトイレでびしょ濡れになった主人公が、いじめっこたちにモップを向けてファイティングポーズをとるシーン。
ああ、こんなふうにぼろぼろでも立ち向かえる人になりたい。
「無様に歩き出そう」という言葉とリンクさせながら、私も、心の中でファイティングポーズをとっていました。
無様でも、弱くても、生きていていいんですよね、きっと。
心がしんどい夜、そんなことを考えながら眠りにつきます。
↑よかったら聴いてみてください。
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