法律とグッドマナー

コロナ禍の今年、飛行機に乗る際にマスクをする・しないで揉めて出発が遅れたというニュースがありました。

また数年前には足の不自由な乗客が飛行機のタラップ(階段)を乗降する際に、乗務員が「法律違反」だとして介助を拒否。結果その乗客は自身の腕を使い自力で乗降することになった、という”事件”がありました。

どちらも「法律」「グッドマナー(良識)」を比べ「法律」や「社内規定」が優先されたケースです。

本件は乗客にも、また航空会社や乗務員にも何とかして「グッドマナーが実践できなかったのか?」と問いかけたくなります。

「法律」を優先すると必ずその反面として「罰則」や「補償」の問題が出てきます。

これには無理もないのでしょうが、円滑に社会をまわしていくためには後者である「グッドマナー」に頼らねばならないこともあるのです。

もう皆さんはお分かりの通り

●職務記述書や社則、就業規則は、最低限で従業員が遵守すべき「法律」

●企業理念やクレドは「グッドマナー」強化のために明文化したテキスト

であると認識したいのです。

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