「ありがとう」を科学する?!後編

前編では、「ありがとう」を社内で流通させることには大きな意義があるが、慎重になる必要があることをお知らせしました。

では、慎重でかつタイトルにある様に「科学する」とはどういうことなのでしょうか?『T-HGHP』がヒントになります。

画像1

その「ありがとう」の発生要因は、ただ単に「Help(手伝った)」だけで生まれたのか?それとも相手に対しての「Growth(成長させる)」の結果から得られたからなのか?などと分析する必要があります。当然、下位に行くに従ってレベル度は高くなると言えます。

これらをステークホルダー別にマトリックスすると「自社が目指すべき”ありがとう”の品質」や「この”ありがとう”は仲間に対して必要ないもの」などの分析が可能です。当然、理念やクレドの行動指針ともリンクすることも可能です。

自社サービスの「ブランド価値」を決め、全社で統一した組織風土を築ける。これが「ありがとうを科学」して頂きたい理由なのです。やみくもに「WEBポイント」や「メダル」や「メッセージカード」の数を競ったりして終わるようではもったいない活動だと言えます。(後編終わり)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?