失敗しない!「クレドの作り方④」

全従業員を参画させる

クレドの作成で重要な5ポイントの内、従業員を参画させることは必須のポイントです。

その最も重要な理由は「作るプロセスが、最大の浸透施策」だからです。

ある大手企業で、新年度4月1日に従業員が朝、出社したら全従業員のデスクにクレドカードが置いてあった。という話を聞いたことがあります。

もちろん、それまで従業員が作成に参画した経緯は一切なく、当然のことながら”いきなり感”をもって受け止められました。

これは全くナンセンスな事例です。クレドを作成した事務局は、配布をしてから浸透作業に取り掛かろう、と考えたのかもしれませんが”非常にもったいない”と言わざるを得ません。

作成の段階で意見を徴収するための研修会を開く、オンラインでアンケートを依頼する、経営トップからメッセージが都度発信される、社内広報でも作成の進捗状況が告知される…など作成の過程での巻き込みがあるから、関心や愛着が生まれて、クレド推進にドライブがかかるといえるのです。





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