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遅刻は文化?中国人にとっての”時間”の捉え方

私の妻は金銭管理もしっかりしてるし、家事もマメ、仕事もきっちりやるタイプなんですが、ひとつだけ気になるのが時間のルーズさです。ルーズというよりも、バッファの無さというか…いわゆる5分前行動みたいな概念がありません。

朝起きる時間、お化粧の時間、朝食の時間、自宅からの駅までの歩く時間を逆算して数分前に駅に着くように設定するのが日本人らしいやり方かと思いますが、妻はいつもなぜかちょっと小走りしないと間に合わないような時間設定で行動しています。家族で集まる食事会の際にもなぜか妻は遅延プレーをあえてやったりして、他の中国人家族も決めた時間に来る人の方が少ないです。

そんな妻はまだマシなほう(?)で、これまで中国人で付き合った女性や友達も待ち合わせの時間に間に合った人を見たことがありません。最初に付き合っていた中国人女性は15分待っても約束の時間に現れず、連絡したら今から家を出るとこだと言われて謝りもしないので、さすがにキレたことがあります笑

ビジネスにおいても締切が守れない人が多かった印象で、貿易会社に勤めていた時には、仕事の半分は中国側への納期の督促連絡でした。

「中国人」というと主語が大きくて偏見みたいになってしまいますが、中国留学時代からこの遅刻癖を体感していた私は、これって何かしら文化の違いに起因してるんじゃないかな?と思っていて、それが何となく、腑に落ちた瞬間もありました。北京大学での授業に寝坊して授業に遅刻しそうになった私は教室までの廊下でダッシュ!それを対面から教室に向かってくる中国人の先生に「廊下を走るなよ」と小学生みたいに注意されました。先生に「すみません、遅刻しそうだったので…」とら言い訳すると、「走って何分何秒早く教室に着くのことに、君の人生において何の価値があるんだい?」と言われたんです。これを聞いて僕はハッとしたというか、なんでこんなに時間に縛られて生きてるんだろう?と哲学的なことを考えた時期がありました。結局その後も5分前行動の日本人癖は抜けず、今でも仕事の打ち合わせは5分どころか、たいてい30分くらい前には現場についてカフェ代を発生させているんですが・・

完全に出典を忘れてしまったのですが、中国の昔話で、馬が畑の作物を食い荒らしているのを見た人が「作物が馬にやられてるよ」と畑を耕している農家のおじさんに注意を促したところ「ほっとけ。お腹がいっぱいになったら出ていくだろう」と返した・・みたいな話だったと思います。ある意味大陸的発想というか、いい加減なようで真理をついてるというか。時間をガチガチに固めてるのは、結局社会でも相手でもなく自分自身なんじゃなかろうかと。

妻に聞いても、時間にルーズというわけではなくて無駄な待ち時間を過ごしたくないというある意味タイパ思考のようで、いくら説明しても5分前行動の概念は理解してくれそうにありません。

まあ、結論的には中国人は関係にヒビが入らない程度に遅刻してくる人がやや多めなので、待ち合わせや締め切り時間は10分ずらして設定しておくのがオススメです笑

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