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緑豆に顔ビキニ・・一風変わった中国の猛暑対策

本日は都心でも最高気温が30度を超える真夏日となりましたが、お隣中国では各地で40度を超える異例の猛暑となったようです。

私が北京に留学していた2004〜5年頃は、そこらじゅうでヘソだしルックならぬお腹を出して歩く腹出しルックのおじさんだらけでした。今は絶滅危惧種となっているようですが、当時から続く中国式の納涼というか猛暑対策のさまざまな方法を私が見てきた経験も含めて紹介したいと思います。

緑豆湯と酸梅湯が納涼食の定番

日本でも夏に体を冷やす食べ物としてスイカは人気ですよね。これは中国でも一緒で、中国の方がスイカが圧倒的に安いので、夏場になるとそこらじゅうの露天でスイカを売っていてみんな食べてる印象があります。

それとは別に「緑豆湯」という食べ物は中国人ならたいてい熱冷ましに食べたことがあるのではないでしょうか。

中医学的には、緑豆は体内にある熱を冷ます効能があるといわれ、暑い時期に夏バテ対策として店頭にも並ぶ。緑豆は暑さによる症状を改善するだけでなく、解毒や胃腸の機能を改善する働きがあると、昔から夏場になると、人気が高い食材だ。日本で暑さを乗りきるため、夏場にウナギを食べる習慣があるように、中国で、暑気払いのために食べる習慣が根付いているのがこの緑豆だ。

これは私が上海にいた頃にもよく朝ごはん代わりに飲んでましたが、常温で売ってましたね。(冷たいものは胃腸を冷やすという哲学は根強い)

それと合わせて人気だったのが酸梅湯。夏バテ用のドリンクとして、食欲も増進するし、コンビニで冷たいのも売ってたので大学の中の売店でよく買ってましたね。


他には日本でも人気の小型の手持ちファンや、冷感衣類もベーシックな中国の猛暑対策となっていますが、中でも面白いのが脸基尼(フェイスビキニ)と呼ばれるグッズ。フェイスとビキニを合わせた造語で、いわゆる日焼け止めのマスクですが、見た目がメキシカンプロレスのマスクマンみたいで面白いです。

皆さんが試せそうな暑さ対策はありましたか?

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