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【人々を輝かせる1着を】 オーダースーツORION代表 福岡莉空

今回は19歳で起業し、オーダースーツ事業を経営する福岡莉空さんを特集いたします。コロナ禍で過ごす学生生活の中で抱いた課題と夢を胸に若き起業家として邁進する背景に迫りました。


福岡莉空さんのMY STORY プロフィール

お名前 福岡莉空
出身地 埼玉県加須市
年齢 20歳
生年月日 2003年 7月 11日
座右の銘 勇気は一瞬、後悔は一生


Q1.自身の生い立ちについて教えて下さい。

A.私は6人家族、2人兄弟の次男として2003年に生まれました。幼少期は自他共に認める負けず嫌いで、その一心で物事に取り組みました。
私の人生は野球なしでは語る事はできません。野球を始めたのは小学1年生の頃で読売ジャイアンツに強い憧れを抱きました。憧れたものへの気持ちの強さと行動の速さはこの頃からの特徴だと感じています。小学生の頃にはヤンチャなあまり人に迷惑をかけることもありましたが、野球にのめり込んだことをきっかけに中学生の頃には改善されました。高校では甲子園を目指して群馬県の強豪校に推薦入学をしました。レベルの高い環境に挫折を感じながらも、自ら監督室のドアをノックし、成長への課題を求めました。前例にないと言われながらも一つ一つ課題をクリアしていくうちにチームや首脳陣に認められ結果もついて来ました。3年時には4番打者としてレギュラーを掴み県大会で優勝することができました。 群馬県代表として関東大会にも出場し、ホームランを打つことができました。沢山の壁を乗り越え、成功体験を積んだ私の人生の大きな出来事でした。

大学進学後は自分が何のために野球をしているのかを見失ってしまい、今までのように本気で野球に向き合うことができなくなりました。その結果、中途半端な自分に嫌気がさし、両親にも迷惑をかけていると感じ、野球をキッパリとやめて新しい挑戦を決めました。そこで起業に憧れを抱きました。起業家として一人でも多くの人生に貢献していく人間になりたいと感じていました。そんな時に2人の経営者との出会いがありました。この2人の経営者の服装や身なり、考え方や見ている世界観に感銘を受け憧れを抱きました。

オーダースーツ事業を開始した訳ですが、この業界を選んだ理由はオーダーメイドへの思い入れがあったからです。野球をしていた際にはオーダーグローブと同様に捉えたからです。そして、人は見た目の印象が大事だと感じているからです。
まずは見た目の大事さを多くの人に知ってもらうことで事業をしたいと考えました。今後はオーダースーツを購入するだけでなくそこからの縁で人生の可能性が広がるように購入者限定のコミュニティを形成したいと考えています。


Q2.その中で今に繋がっていると思うエピソードはありますか。

A.はい。野球で得た目標を達成する経験や諦めない大切さは貴重な財産です。
人との出会いや監督室への訪問、全て考えていても行動にできない人が多いと思います。行動を起こさなくてはチャンスは掴めないと実感できた事も大きな出来事です。


Q3.挫折や苦悩、それを乗り越えた先に見つかったと思えるものがありましたか。

A.はい。すぐに諦めないことの大切さを感じています。何か上手く行く前には、何をやっても上手くいかない時があると思います。ここで辞めるのか、やり切るのか。この違いが人生を前に進めてくれました。


Q4.それでは、現在の夢や目標を教えてください。

A.現在の目標はオーダースーツの魅力を伝え、個性豊かでかっこいい人を増やす事です。その先にオーダースーツを通して何かに挑戦する人や自信がない人の後押しができるような存在になりたいと思ってます。これは日本国内だけでなく、世界で通用する企業を目指して活動をしていきたいです。


Q5.その夢を追うきっかけや背景は何かありますか

A.今の若い世代には、自信がない人が多くいるのではないかと思います。
では、自信を持つにはどうしたらいいのか。
まず出来るのは、外見を磨くことだと考えます。第一印象や外見を磨く事で自信を持って生きていく人を増やしたいと考えています。


Q6.オーダースーツのブランドでの目標や今のブランドで意識してることアピールポイントはありますか?

A.完全予約制というスタイルでブランドを運営しています。お客様一人一人に時間をかけてスーツを提供し、その時のお付き合いだけじゃなく、お客様の今後の人生に深く貢献できるような縁にしたいと考えています。その他には”スマテック”という最先端のシステムを導入する事で最短7営業日で仕上がる低価格ハイクオリティなフルオーダースーツを提供しています。このシステムを扱えるのは認定を受けたブランドのみであり、私たちは最年少で取扱いをしているブランドとなります。


Q7.今後行っていきたい活動はありますか?

A.スーツは仕事着であるというイメージから、プライベートでもおしゃれに着こなすかっこいい服という印象にチェンジしていく事で若者にもスーツを普及したいと考えています。また将来的にはFC制度を利用して、起業したいと思ってる人が挑戦しやすい環境を作っていきたい思っています。


Q8.スーツの販売を通して感じた今までにない気持ちや感動はありますか?

A.お客様のスーツ1から一緒に選ぶ事で心躍る感覚を共有することができます。
完成後の喜んだ表情を見れた際にはこれまでにない感動を覚えました。
数あるお店から私を選んでくれたお客様に感謝をして、1着1着のスーツに想いを込めて作ろうと決めました。


Q9.これからチャレンジしてみたいことはありますか。

A.僕は趣味でトレーニングをしています。体型の変化が大きくボディラインにこだわりのあるアスリートに向けてオーダースーツのラインを作っていきたいと考えています。


Q.10.この先どういうテーラーになりたいか。

A.その人の良さを最大に活かすことができるスーツを提案し、心から喜んでもらえるテーラーを目指しています。その結果、大切な人をまた紹介したいと思われるテーラーでいたいです。


Q11.初めてのお客様にスーツを届けた時の心境はいかがでした か。

A.お客様の笑顔を見て、率直にもっと多くの人に届けたいと思いました。


Q12.課題に感じていることやこれから成長していきたいと思うことはありますか。

A.課題は沢山ありますが、まずは多くの人に知ってもらうことです。
そのためにSNS等でもっと自分を発信していくことが重要だと感じています。


Q13.ありがとうございます。最後に読者の方やこれから起業を考えている方へ

A.今、何かに挑戦しようと思ってる人がいれば、勇気を出して一歩踏み出してほしいです。僕もそうでしたが、周りに同じ夢を持っている人がいない、わからないことが多い。そうすると不安になり、自信をなくしてしまうと思います。
しかし、失敗を恐れず自分に強い芯と自信を持って行動をすると変わってくる事があります。一歩先には踏み出した人たちが沢山います。今あることを全てと思わず踏み出してみましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。


【 人生年表】

2003年 0歳 埼玉県加須市に次男として生まれる。
2009年 6歳 兄の影響で野球を始め、読売ジャイアンツ阿部選手に憧れキャッチャーを始める。
2016年 13歳 中学野球クラブチームに所属。 野球一筋になった事で周囲へ迷惑をかけなくなる
2019年 16歳 甲子園を目指し強豪校へ入学。
2021年 18歳 県大会で優勝。4番打者として活躍。
2022年 19歳 野球を辞め、オーダースーツでの起業を決意
2023年 20歳 月商200万円を達成。優秀テーラーとして表彰を受ける。
2024年 現在 最年少でスマテック取扱認定を受ける。   

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