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わたしたちが長崎ヴェルカを応援する理由


2020年の創設以来、最短で日本バスケットボールリーグの最高峰「B1」に上りつめ、長崎に新たな文化を生み出したB.LEAGUE所属のバスケットボールクラブ、長崎ヴェルカ

2024年1月、日本ベネックスは長崎ヴェルカとオフィシャルパートナー契約を結びました。


わたしたちがなぜ、長崎ヴェルカを応援するのか。パートナーになったきっかけと、その理由について小林社長に話を伺いました。

まずは、こんなお話から。


1.異なるフィールド、重なる思い

長崎ヴェルカを応援すると決めた小林社長


――:

いろいろなスポーツを観戦してきたと思いますが、Bリーグの試合をご覧になっての感想を聞かせてください。

小林:
これまではラグビー、野球といったスローテンポなスポーツを、ビールを飲みながらのんびり観るのが好きだったけど、バスケはスピーディーな試合展開で目が離せないから、のんびり観戦できない(笑)。スピード感は他の競技にはないし、醍醐味の一つだよね。

――:
攻守の入れ替わりが早いので、楽しいですよね。

小林:
試合展開を読めないよね。次々にシュートが決まって点差が一気に開くこともあれば、全く入らないこともある。実力差があると思われていても、試合が始まらないとわからないところもおもしろい。ボロ負けしたチームに、翌日勝つことがあるからね。

――:
点差が20点開いて「これはマズいなぁ…」と意気消沈していたんですが、会場の雰囲気が「まだまだ!」と、全然あせっていないのは驚きでした。

小林:
そう、そう。バスケだと20点差くらいはひっくり返すらしいからね。

あとさ、フリースローのとき相手チームからのブーイングは、けっこう新鮮だったなぁ。ラグビーだと相手のキック時は「静かにする」という暗黙のルールがあるから。

フリースローのブーイングはバスケでは当たり前


――:

今回、長崎ヴェルカのオフィシャルパートナーになると決断したきっかけを教えてください。

小林:
ヴェルカが2020年に創立されて、あっという間にB1までいったことは認識していた。去年の秋ごろに、社内でもけっこう熱狂的なヴェルカファンが何人もいると知り「ひょっとすると長崎全体でいま盛り上がっているのかな」と思い、それで1回試合を見に行った。

――:
そこで可能性を感じたんですか。

小林:
そうだね。実際に観に行くと、とにかく女性や若いファン、子どもたちがたくさんいて、盛り上がりが半端じゃなかった。ヴェルカの営業の方にもいろいろと話を聞いて、本当に可能性があるチームだと思ったよ。

――:
可能性を感じたとはいえ、なぜパートナーとして応援しようと。

小林:
日本ベネックスはいま中長期的な成長の実現に向けて、どんどん新しいチャレンジをしているよね。これから約30年先を見たときに、今後ますます「若い力」が重要になると思っている。

長崎において「若い力」がいま集結しているのが、ヴェルカだと思った。パートナーとして応援する中で、若い世代の人たちにまずは日本ベネックスを知ってもらえたらと。

――:
まずは、日本ベネックスの認知度を高める。

小林:
うん。それともう一つあって「長崎から日本のトップを目指し、挑戦しつづける姿勢」に感銘を受けたから。

我々が創業から66年経った今でも持続的に成長しているのは、新しいチャレンジを重ねてきたからだと思う。現状にとどまるつもりはないし、さらに成長させるために今もいろいろなことに挑戦している。そして、ヴェルカも我々には見えない部分も含めて常に挑戦している。

おこがましいけど、ベネックスとヴェルカそれぞれの挑戦には重なる部分がある、と強く感じた。やっていることは違うけど、姿勢とか志は同じだよね。



2.お茶目なハプニング

――:
小林さんはアウェイ戦も含め何度もヴェルカの応援に行っていますが、ヴェルカの選手は覚えましたか。

小林:
全員覚えたよ。当たり前じゃん。

――:
失礼しました(笑)。今シーズン、気になった選手はいますか。

小林:
やっぱ、ニック選手でしょ。

――:
おお。

小林:
まず存在感がすごいし、プレーもパワフルだよね。フリースローはちょっと苦手っぽいけど、いつも活躍している。というのもあるんだが‥‥

わたしが観に行った試合で、お茶目なハプニングがあって(笑)。

――:
お茶目なハプニング‥?

小林:
前半を終えて、後半コートにニック選手が戻ってきたんだけど「なんか違和感あるな~」と思ったら、短パンを前後逆に履いていて(笑)。

背が高くて存在感と威圧感がすごい選手だけど、笑っちゃったよ(笑)。


――:
そんなギャップが可愛いく思えますね(笑)。

小林:
でも、そういうことに気づくことができるくらい選手との距離が近くて、競技中の振動や息づかいまで感じられる。

さっきも言ったけど本当に会場の盛り上がりはすごかった。

――:
選手とファンの距離の近さもバスケの魅力かもしれないですね。

小林:
ニック選手、お茶目で好きだったな。海外のチームに移籍したのは残念だけど頑張ってほしいね。

――:
これまでで一番印象に残ったゲームを教えてください。

小林:
3月6日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦かな。ヴェルカはホームで7連敗していて、相手も強豪という中での試合だったけど、勝ったよね。

――:
あの試合は盛り上がりました。

小林:
ゲーム序盤から調子がよくて、どんどん点が入っていたし、会場もいつも以上に一体感があった。一度もリードされることなく勝てた。



3.ファンと地域全体を盛り上げたい

――:
今年の10月にはヴェルカの新しい拠点「ハピネスアリーナ」も完成し、長崎全体がますます盛り上がると思います。

小林:
そうだね。新幹線開通以来、いろいろな開発が進んでいるし、なんといっても長崎スタジアムシティは一番の目玉だと思う。ヴェルカも応援しつつ、長崎の盛り上がりを生む長崎スタジアムシティも応援したいね。

――:
建設現場を見ましたが、規模がすごかったです。

小林:
ジャパネットグループがほとんど補助金を使わずに、民設民営でやるんだもんね。本当にすごいと思う。スタジアムやホテルの運営はやったことないみたいだけど、みんなで苦労しながらつくるからこそ独自性につながり、唯一無二のものになっていくんだろうな。

やっぱり誰かがロジカルに考えたものを真似するとかじゃなくて、自分たちで考えて、汗をかきながら一歩一歩つくりあげていく、この姿勢は本当に参考になる。

あとはこれからどのように収益化していくのか、経営的にも注目している。

――:
たしかに。

小林:
そういえば先日、宇都宮に試合(宇都宮ブレックス vs 長崎ヴェルカ)を観に行ったんだけど、町全体が応援している雰囲気を感じた。宇都宮駅の中も街中も、ブレックスだらけ。長崎もまだまだ地域として一体感を持って応援する雰囲気を出していけると思うな。

これからオフィシャルパートナーとして、地域全体が盛り上がること、ヴェルカのファンが喜んでくれるような施策をヴェルカと一緒にやっていきたいね。

(お読みいただきありがとうございました!)



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