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私とテレワーク

 テレワークが普及してます。接客業以外の方はみなさん体験してるのではないでしょうか。私もその1人。でも辛くありませんか。家でプライベートと仕事の切り分けを自分で意識して行ったり、会社から遊んでないかチェックのメールや確認が入って気分を害したり。家族のいる人は奥さんに迷惑よがられたり、こどもが遊んでくれと行ってきたりと。私は「コロナ後の世界」でテレワークやテレビ会議のあり方についてほんの少し述べさせていただきました。テレワークで見えてきたのは「時間の使い方」「仕事とプライベートの区別」でした。きょうはそれとは別にもう少しワクワクするようなテレワークの仕方を考えてみましょう。

 ネットを見ててへーっと思ったテレワークを実践している人が小生には二人います。一人は佐々木俊尚さん。新聞記者として毎日新聞で働いた後はフリーのジャーナリストとなり、執筆やラジオ番組のコメンテイターとして活躍されてます。彼は「多拠点居住」を提唱され、東京の他に長野県軽井沢町、福井県美浜町に居住地点を持って生活してます。言ってみればコロナ以前からテレワークを実践されている方です。フリーランスですからやりやすいのは当然ですが、彼の生活から見えてくるものはテレワークに大いに参考になります。ひとことでいうと「今住んでいる家の在宅勤務から自分の帰省先や旅先で「在宅勤務」しよう」ということです。テレワークに「多拠点居住」の「拠点×地域」の特長を重ね合わせる面白いんじゃないかということです。地方自治体や企業からの視点は徳島県神山町や名刺EightのSansanの実践例があります。

もう一人は福田淳さん。この方はブランドプロデュースをされてる方です。最近『パラダイムシフトできてる? : ポストコロナ時代へ』と言う本を出されました。前書きを読むとこの本、日本中がコロナで大騒ぎしていた4月に原稿執筆されています。テーマがコロナで緊急出版ぽいので当たり前ですよね。でもこの本が書かれていたのは実は沖縄です。東京を離れて沖縄で書いていたのです。彼のフェイスブックを拝見すると沖縄の美しいホテルのプールサイドでくつろいでる写真やおいしいものを舌鼓してる写真が多くアップされてます。ほんと、「お金持ちは遊べていいなあ」などと人に思わせている裏で、ポストコロナの彼なりの俯瞰を述べた書き物に時間をあてていたのです。 テレワークやるなら「いい場所」でやれ!「まとまった時間がとれるならまとまった仕事をやれ」ということでしょうか。

 この二人の「テレワーク」、我々には規格外なのかも知れません。でもそのエッセンスを考えたり、彼等がトライして感想を述べてますが、そこから見えたこと、みなさん、各々あるんではないでしょうか。家でジクジク仕事してるより、遠くに出かけて大きな仕事をする。その地方での出会いも大切にする。実家に帰って同級生と交遊し、そこでの新たな仕事もみつけられるかもしれませんね。「規格外のテレワーク」大いに考えてみる必要はあると思います。

 それで私は今度実家(空き家)に帰り1週間ほど一人暮らしをしようと思ってます。小中高の同級生に会い、親戚に会います。家のガタがきてないかの点検もやろうと思ってます。持っていくのはパソコンとスケジュール帳、そしてスマホ。あとスマートスピーカーも。恩師は殆ど無くなったんで会えないですね。どんな1週間になるか楽しみです。あっ仕事ですが当然やりますよ。テレビ会議も進んでやり、発言もします。


   


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