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「靴」問題。

お久しぶりです。
4月も中旬、新環境に入られた方は、
そろそろ疲れが溜まってくる時期でしょうか。

もう少しでGWもありますしね。
もうひと頑張り、ですね。


話が少し変わりますが、先日、久しぶりに服を買いに行きました。

最近は家で仕事をすることが多いのと、

休日もできることなら家でのんびりしたい性分なので、あんまり外に出かけないし、人と会わないため、

ここ数年は外見に気を遣わないことが多かったのです。

服は最低限のものを買い替えるにとどまっていました。


んで、久しぶりにいいなーと思う服をいくつか購入してみました。
とても気持ちが前向きになりました。なんでだろう。
たまにはお買い物も良いですね。

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で、長い前振りはこの程度にしまして、本題です。


みなさんは、

「靴」

にこだわりはありますか?


というのも、今回服は購入したのですが、靴は買わなかったのです。

なぜなら、

まだ履けるから

もう買って2年くらいは経っているのですが、大きく汚れたり破れたり、底が抜けたりしてないし笑

現在の私の普段着になら、どの服にも合うし。

特に問題ないなあと。

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うら若い学生の頃は、ちょっと洒落っ気づいていたので、常に何足かありました。

気分に合わせて変えたり、服に合わせて変えたりね。

そんな私がいつの間にか、「靴はとりあえず履けたらいいや」となってしまいました。


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その理由は色々あると思うのですが、

一つは私が今まで働いてきた場所が
服装自由(カジュアルOK)
なところばかりだったから。

特に学校は、靴や服が汚れるなんてことは日常茶飯事なので、

そもそも大事にしたい服や靴は絶対に着て行かないと、

当時の私は固く誓っていました。
(それもまたどうなのか)

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だけど、先生方の中には、

靴に対してこだわりを持っている方もいらっしゃいました。

それはご自身の好みもあったのでしょうが、
(・お気に入りの靴だとテンションが上がる、
・履き慣れた靴であれば、いざという時に走れる・すぐ対応できる=一種のリスク回避かな?等)


「子どもは先生のことをよく見ているから」こそ
服だけでなく靴にも気を遣っている

ということなのだそうです。

「先生が新しい靴を履いている」というだけで子どもは気づいてくれるし、話すきっかけにもなる。

そんな小さな積み重ねが、子どもとの関係性づくりに作用するのだとか。

聞いて「はー、なるほど」と納得しました。

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かたや、子どもの靴に関しては、ちょっと心が痛む場面を目にしたことがあります。

ある日の休み時間、ちょっとやんちゃな男の子が、
鬼ごっこで逃げ込む場面に遭遇しました。

座り込むその男の子の足先にふと目をやると、
なんと素足が「こんにちは!(*・ω・)ノ」していたのです。
素足で上靴を履き、さらに上靴のつま先が破れて、靴から足の指が数本見える状態になっていました。

表面も真っ黒に汚れていたので、多分相当履き込んでいたのだと思います。

色々な家庭の事情もあるしなあ…と思って、
その男の子に直接、靴のことは言及しませんでした。
(用務員の私が言う立場ではないし)

後に、その子のお家は、複雑な事情を抱えているのだと耳にしました。
(要は、「靴が汚れていたり、服が何日も同じだったりしても無闇に声かけをしないように」というお触れが共有されたためです)

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その男の子の担任の先生は、子どもをよく見ている、しっかりした方(たしか学年主任さんだった)

だったので、

きっと保護者の方とも上手に連携をとっていらしたと思います。

だけど……いや、そりゃね、別に私自身がダメージを受けた訳ではないのですが。

なぜか心がキュッと潰されるような思いがしました。

「靴」から、ほろ苦い記憶を思い出してしまった日曜日の午後でした。

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