採用試験の合否を見て、もう一生講師「でも」いいやと思った先生へ

採用試験は、適性を見る試験
(いわば選挙・ドラフト・オーディション÷3)
なので、

その不透明さや理不尽さから、この時期やる気をなくしていく講師の先生を
何人も見てきました。

特に自信を無くすのは、「面接付きの1次試験」で落ちてしまう先生方。
① 校務が忙しかったのでしょう。
② 現場を知って、モチベーションが続きにくかったのかもしれません。
③ そもそも、別の試験(公務員試験等)の対策に時間がかかったのかも
  しれません。

いずれにせよ、この夏休みが、
講師の先生たちにとって、
「賢者タイム」であったりします。

「もう、面倒くさいから、一生講師でいいかな・・(ため息)」

という人のための記事がこちらです。
※2023年現在は、1次試験で筆記、2次試験で、面接、小論
というところが多いみたいですね・・(面接に場面指導含む)
私が受けたころは、実技、クレペリンなどもありました・・。

↓書いたのは、何年か前。2023年引用。


講師と教諭は何が違うのか。

答えは、

「給与」と「福利厚生」です。

私の友人の場合は、
30代で、合格し、
手取りを7万、賞与を10万ほど底上げしました。年間100万円ほどの収益です。


他にも、採用試験を受けなくても良いことから発する
参考書代、予備校代、(県外を受けるなら)交通費、宿泊費
3月は引っ越し代(←地方の場合は、新しい勤務地が遠いと
          1年ごとに引っ越すことがある。)
「講師が来ないんじゃないか・・」という焦燥感。←メンタルに来る。
4月から新しい学校に行って、新しいシステムを覚えなくては
いけない代・・・。

親戚から「まだ先生ごっこをやっているの?」と言われる代

これらを合わせると、多い人で
年間実費として200万円、300万円の経済効果が底上げされます。


採用試験がない教諭は、
夏休みに何をしているのか・・・。

①一般的には、スキルを高めたり、身体を休めたり、
 (実家等で)家族サービスをしたりしています。
②または、個人の趣味をしたりしています。
 (山登りや、海水浴、美術館巡り、海外旅行とか)
③または、(弁当勤務をしながら)年休や貯蓄を
 増やしたり、「2学期分の残業」をしたりしています。
  ↑2023年現在は、教務が割り振ったりしているらしいが、
  私が勤めていたころは、賢い先生ほどしていたらしい。

私も、秋冬の種苗の計画を立てたり、家で実験栽培をしたりしていました。
家で、手のひらサイズのメロン(味は、ほぼきゅうりだった・・泣き)
を収穫したのは良い思い出です。

図書支援員のときには、管理職・国語書写担当の先生から許可を得て
図書室の本をアルコール消毒していました。



なので、これを読んでいるのが、
もしも、受検歴3年以上の講師の先生だとしたら
「合格したら、(事務の許可を取って)海外旅行に行ける」
ことを楽しみに、

試験対策をがんばってみてください。



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