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ばーかってそんなに悪いこと?

わが家の末っ子、思春期もあいまって母(私)に対する暴言、暴力(加減はしているものの)まあひどいもんです😞

『バカなん?』
『ウザっ』『キモっ』
『ブス💢』etc...

いやぁ、ほんと、ひどいな😂と書いてて思うw


他の3人のお子たち、一切そんな事言った事ないんですよ。なんならどちらかと言うと言葉遣いが丁寧過ぎて、「えっと…わたくしどこかの御子息をお預かりしてましたっけ?」みたいな笑

でね、私も精神的にも身体的にも余裕がある時は「はいはい」と流すんですけどね、余裕なくなると心にズキーンと響くわけです。

ばーかっ!べー👅

叩かれたりしたら、「もう💢ホンマアンタなんなん?ええ加減にしいや💢」と意味不明な脅し文句を言ってしまう。

で、末っ子はひるまずに、
「うーわっ脅してくるんや、サイテー💢」とか言ってきて更に火に油を注ぐ🔥笑笑

これ、書いてる私はこの場面に今いないからめっちゃ冷静になってて、「おもろーっ🤣」ってなってますwまるでドラマ観てるお茶の間のおばちゃんです。


でも余裕が無い時、そのシーンに居る時、私はそのドラマの中に入り込んでいて、ドラマだと認識していない。喜劇の登場人物になってるんですよね。

私なんて孤独なもんさ笑

なんでそんな風になるのかと言うと、これはあくまでも私の考察で、私の体験なんですが。


親が、問題言動を取る子どもに対して怒りを感じるってことは、その親自身が過去に経験したり、内面で抱えている未解決の感情やトラウマを反映しているんですよ。「再現」していると言ってもいいかもしれません。

だって「おもろーっ」って思える今の私は観客になってるから、私の中のドラマを反映していない。


私が自分の過去の経験や内面の苦悩をそのままにしてて、それを元に子どもの行動をジャッジしてるとね、

例えば、

子どもの頃道で歌って歩いてたら父親に
「道で歩きながら歌うなっ💢」て怒られた。傷付いた。怖かった。道で歌ったらあかんのやな、と思った。
(本来なら道で歌ってもええわけですが、禁止令が組み込まれた)

そうすると、道で歌って歩いてる事はあかん事やと無意識に思っている。

末っ子が道で思い切り歌って歩いてたら私は怒らないけど、「なんかモヤモヤする」となる。

で、そのモヤモヤって口に出さなくても子どもに伝わっていて、末っ子も「なんかモヤモヤするな」と非言語で感じてたりする。

で、そんなこんなが積み重なって、なんかの拍子にそのストレスが暴言なり問題行動となって具現化されてしまう。

なので自分の反応という形で再現しているという風に解釈ができる。

道路でフラフープしたら危ない
けど歌ったってええやんな


こういう視点では、私が本当に子どもに寄り添ってサポートするためには、自分自身の内面に向き合い、深い自己理解と共感を持つことが先ずは大切だったりするんですよね。

この子のこれを見て、なんか苛立ったり心配になったりするのってもしかしたら自分自身の中に何か消化/昇華するべき感情や思い込みがあるのかなって一度問うてみる。

人は過去の経験や内なる未解決の感情を持ちながら、その影響を受けて無意識に行動してるもんです。

で、他者の行動を見た時に、色々左脳的に理由をくっつけて、それらしいストーリーを考えて、事実として認識するんですけどね、本当は一旦疑ってみたいところです。

それ、ほんまにそうか?って。

これ、ほんまに魚か?🐟


目の前の事象の背後にある、それぞれの深層心理や内面の世界を理解しようとすると、見えなかったものが見えてきます。

何才になったって、親自身の中にもインナーチャイルドがいて、過去の経験や社会的通念みたいなフワッとしたものに支配されて生きていて、それが意識の上に上がらず心の奥底に沈められてしまうと、わかって欲しい、認めてほしいって井戸の奥底から心の貞子が非言語で巧妙に現れて、周囲に影響を及ぼします😱怖っ



なのでね、私は末っ子に暴言吐かれて、イラっとした時、我慢してるなぁ、面白がれて無いなって気付いたら、自己対話してみます。


『なんで、ムカついたん?なんで不安になってたん?なんであかんって思ったん?』って。

そうすると案外、「いや、別にええやん、そんな時もあるわ」とか、
「こんな暴言、私は親に吐かせてもらえなかったから、頑張っていい子でないと認めてもらえないって思ってたよなぁ」とか。
そうすると、
「感情に善悪、優劣なんてないわな」って冷静になって考えられたりする。

物語を読んでいるかの様に
自分のストーリーを読み解く



そんな自己対話を通じて、なぜ自分がそんな風に感じたのかを探究することって、目の前の“問題“の解決策を見つける一歩になるか、もしくは元々問題なんてなかったんだ、って問題行動が問題ですらなくなって来るんですよ。一度お試しあれ😆

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