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自然界の美しい色を愛でる-コバルトブルーとエメラルドグリーンの世界 in鹿児島

こんにちは。世界観コーディネーター&&地球を楽しむ旅人、JAMYです。

現在、鹿児島に住んでいる私ですが、生まれは広島で、大学進学をきっかけに神奈川、東京、ロンドン、神戸、名古屋、京都、など様々な地域に住んできました。

夫が脱サラをしたことをきっかけに、2022年4月に夫の地元である鹿児島に来て約1年半。旅行と住むのでは全く異なり、特に火山灰との生活に驚かされる鹿児島ライフですが、人も穏やかで食材も豊富、そもそも九州全体が魅力に溢れていて移住してよかったと思っています。

鹿児島県は、薩摩半島・大隅半島の2つの半島と、奄美大島、屋久島など多くの離島があり、訪れてほしいおすすめスポットも目白押し。そんな中で今回は、豊かな自然が織りなすコバルトブルーとエメラルドグリーンの世界をご紹介します。


鹿児島の美しい彩りスポット

コバルトブルーの絶景に純化される | 雄川の滝

(オガワノタキ)


大河ドラマ「西郷どん」でも紹介された雄川の滝は、鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北(ネジメカワキタ)にあります。

雄川の滝は本土最南端周辺です

滝までは駐車場から約1.2キロ、徒歩で約20分。遊歩道は2歳の息子も1人で問題なく歩ける舗装された道のりです。ただし傾斜は多いので足元は歩きやすい靴のご用意ください。

滝まで川に沿って向かいますが、水の透明度が素晴らしく、美しさに感動します。途中で川辺に降りて水の冷たさを肌で感じながら流れる水と景色を味わってみてください。

2歳児にも歩きやすい舗装された道


滝に着く前から水の透明度と美しい色合いに感動する


20分の山道が運動不足の方には応えるかもしれませんが、遠目に滝が見えてくると、一気にその疲れが飛んでいきます。目の前に広がる美しいコバルトブルーは息を飲むほどの美しい世界です。

岩肌から染み出る水のカーテンと青にも緑にも変化する滝つぼをじっくり堪能してみてください。滝前に設置された木造2階建ての展望台から全貌を見渡せます。

予想を超える滝つぼの鮮やかな色使いと青い空、滝からの豪快な水の音が奏でる景色は、日頃の不安やストレスを浄化してくれるよう。マイナスイオンは見えなくとも細胞が活性化する感覚を味わえると思いますよ。

岩肌からの水のカーテンと滝つぼのエメラルドグリーに目を奪われる


滝の水が青くなるには
・数日間、晴天が続いている
・太陽の位置が高い(午後以降)

など、いくつかの条件が必要になってきますので天気や日の位置を考慮して計画立ててみてください。


エメラルドグリーンの名水|霧島山麓丸池湧水

(キリシマサンロクマルイケユウスイ)


続いて「日本名水百選」に選ばれている、鹿児島県 姶良郡 湧水町(アイラグンユウスイチョウ)木場の湧水を堰き止めた池、丸池湧水です。

熊本と宮崎、鹿児島の県境付近に位置します

日量約6万トンもの水が湧き出し、町の生活用水に利用されています。この湧水は栗野岳標高600m付近に降った雨が地中を流れ、なんと約35年のもの歳月をかけて湧き出しているそう。

よく晴れた晴天時に行くと、まるで鏡のように池に空が映し出されて神秘的です。あまりの美しさに夏の暑さを忘れて何枚もシャッターを切っていました。それほど何枚でも撮影していたくなる場所ですが、地元の子供たちが湧水からできた川で遊んでおり、まさに地元民にとって、なくてはならない場所であることを認識させてくれます。

8月の夏空のもと撮影。見事な水鏡
池の奥で地元の子どもたちは楽しく川遊び

自然と調和するライフスタイルの重要性を物語っている子供たちの水遊び風景。名水百選に選ばれる文化や歴史の象徴を目の前でご体感ください。


今回は美しい水に関するお勧めスポットのご紹介でしたが、鹿児島には、他にも本州最南端・佐多岬や、世界的にも珍しい天然の砂蒸し(指宿)、知覧の茶畑など、紹介したいスポットがたくさんあります。また黒豚、鳥刺、さつま揚げなど地元ならではを堪能できる食べ物もあるので、鹿児島へ来る際は「時間」と「お腹」の余裕をもってお越しください。

Jamy




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