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JAMTA連続オンラインセミナー@2021.09.15

 ご参加の皆さまありがとうございました!JAMTAメンバーは初めてのオンラインセミナー運営で、裏方は汗だくでした。不慣れな点、お許しください。連続オンラインセミナーってことは、今回の反省を次回にと積み上げて良いものにさせていかなければ。暖かくお見守りください。

 さて、待望の?!グラフィックレコーディングが完成しましたので掲載させていただきます。

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 大和田順子先生は「持続可能な観光」って難しい「ことば」ではなくひとこことでいうと「思いやりのあるツーリズム」とおっしゃっていました。なるほど。旅を提供する人も享受する人も、地域の方々も、みんなが思いやりを持って接することで、持続可能な観光が実現できるかも。思いやりを持つとオーバーツーリズムの解消にもなり、経済の循環も起こる。確かに、JAMTAはそんな世界を思い描いています。

 次に宿の実践者JAMTAの会員2名が自分が考える「持続可能な観光」を報告してくれました。話は変わりますが、グラレコいいですね。写真よりある意味どぎつくない。ふわっとした感、年齢不詳感、内容がまとまってる感、グラレコ担当のUSANET@さのはるかさん、ありがとうございます。

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 JAMTA京都支部からは森田さなえさん、京都といえば神社仏閣。有名どころがずらりと並ぶ中、着目したのは名も知れない小さな地元の宇賀神社。氏子になってわかったことは、継承していく人が少なく、神社の維持も大きな課題だとか。だからといって、SNSなどで大々的に宣伝するといわゆるオーバーツーリズムにつながるかもしれない。そこで月に1回、神社のお掃除日に泊まった人にお手伝いしてもらうこと。神社のことも知ってもらい、地元の人々とも交流してもらう体験プログラムを考えたそうです。神社の数は、全国およそ8万8,000社以上あるといわれています。みなさんの近くにもきっと名もない神社があるはず。継承に微力ながら一翼を担えたらいいですね。

 次に北海道支部から富樫建太さん、札幌生まれの札幌育ち。札幌LOVEがなんとも止まらない民泊運営者です。食と観光を楽しむオリジナルツアーをつくったり、とにかくより多くの人たちに札幌を知ってもらいたいと、コロナショックに遭遇するもアフターコロナに向けてコツコツとツアー案を練っています。FBでも宿泊者の方と楽しんでいる写真が多い。民泊はオーナーもお客さんと一緒になって楽しむのが特徴です。今は苦しい中、他の宿泊施設と仕事を分けるなどして雇用を守ったりとこちらも踏ん張っています。名もない神社を絶やさない=文化をまもる。他の宿泊施設と仕事を分ける=雇用を守る。それぞれの分野でSDGsを実践しているってことですね。しかも知らぬ間に関係人口を増やしている。心強い!      

 ところで、今回はどのような方にご参加して頂いたのか、グラフにしてみました。本当はお会いして話したいのですが、ZOOMだと全国から気軽に参加できる。これは最大の利点です。民泊の集まりであるJAMTAですが、全国から集まった旅を愛する人と語れることができる。これは本当に素晴らしいことです。みなさん、コロナ禍で大変なはず。でも、だから今こそ話し合いたい観光の未来。みんなで持続可能な観光を実現しましょう。引続きよろしくお願いします。いつかはきっと全国大会してみなさんとお会いしたいです。※「持続可能な観光を推進している宿泊施設を選択しますか」のアンケートの数値が誤っていたので差し替えました。

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 最後に@宿、@観光、@旅人に分かれてのグループセッション。ちょっぴり時間は足らなかったけど、程よい人数で良い語り合いの場となりました。@宿、@観光、@旅人に分かれたとしても旅を愛する人たちに変わりはありません。それぞれの立場で、思いやりのあるツーリズムを考える場になりました。この刺激は第2回に引継ぎ語り合いましょう。ご参加の皆さま、ありがとうございました。この小さなカタリバを広げていきたいと思います。今回のレポートは小林和子@JAMTAでした。

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 次回は、観光庁の「持続可能な観光ガイドライン」に尽力した高山傑氏を迎え10月8日(金)→10月11日(月)にセミナーを開催します。ぜひご参加ください。

Peatixよりお申込みください: https://jamta-event-02.peatix.com/

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