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昔好きだった曲を聴いて整える
小学生の時に付き合ってた子が占いが好きで、双子座と水瓶座は相性がすごく良いんだよとずーっと聞かされていた。
占い系のYou Tubeを見ていても抵抗がなく、なんでだろうってルーツを探ってみたらそこに行き着いた。
刷り込み効果はやばいな笑
中学・高校では音楽に夢中になり、自分の好きな曲を集めたテープをよく作っていた。
その時にブラックミュージック・ヒップホップと出会ったのだが、7歳上の兄が良く聴いていたディスコソングに小さい頃から触れていたことを考えれば、ブラックミュージックとの出会いは偶然ではく必然だったと言えるのかもしれない。
その時はディスコソングや洋楽POPに全く興味なかったけど、ヒップホップを好きになってから聞き返すとその時代の音というものがすごく新鮮に感じられて、それからは逆に関心が高まる一方となった。
バラード(ここでは感傷的なメロディと定義する)が好きなのも中・高の頃に親友と共有しながら作りあったテープの影響かなと思っている。
今日はその「今でも好きなJ -POPバラード3曲」を紹介したいと思う。
薬師丸ひろ子 「Woman ”Wの悲劇"」
これは薬師丸ひろ子さんのクラシックです。
松任谷由実さんが「呉田軽穂」名義で作曲されています。
あの松任谷由実さんが「自分で作曲したもので最も好きな曲」と言うだけあって、本当に素晴らしい曲です。
世代を超えて今なお多くの人にカバーされている現実が如何に素晴らしい曲かを雄弁に物語っている。
しかし、どんなに有名な歌手がカバーしても誰もヒットしません。
難しい曲なので、そのまま歌うだけでもかなりハードルが高いからだと僕は推測します。
カバーする歌手は大抵独特のアレンジを加えます。
もちろん原曲超えのカバーもあるので、オリジナリティーを出すためのアレンジを全否定はしませんが、この曲に限って言えばそれは不要と考えます。
オリジナリティーを出すためという名の目眩し、つまりごまかしに聞こえてしまうからです。
だから、どんなに名曲であっても心に響かないんだと思います。
そういった観点から言えば、この曲のカバーでは森恵さんが一番だなと思います。
歌い方にクセがないのでスーッと入ってきます。
アコースティックギター一本で勝負しているところも絶対的な自信のあらわれだと思う。
森恵さんのカバーもぜひ聴いてみてください。
Tohko 「Tohhiko」
この曲は、当時付き合っていたコが教えてくれました。
今の現実が 壊れてしまうのが恐くて
だからこうして 夢の中で暮らしている
これはサビの歌詞の一部です。
なんか切ないですね。
僕自身、こういう切ない思いをしたことがあるからこの心情がすごくよくわかる。
音楽ってその時の楽しかった思い出がセットになっているからすごいパワーを持っているなと感じます。
Tohkoさんだと「ふわふわふるる」が有名ですが、僕はこのtohhiko(逃避行)が好きです。
98年の作品なので23年前の曲ですが、以来ずっとヘビロテです。
親友もずーっと聞かされているから、口ずさむまでになってしまいました。
申し訳ないなと思います。
刷り込みってやばいですね。
大賀埜々 「Close To The Night」
この曲は96年の発売ですが、僕が知ったのは去年です。
You Tubeにレコメンドされたのがきっかけで知りました。
AIにDeep Larningされているなとその精度の高さに驚かされます。
コメント欄に「名曲」と多く書かれていたので、騙されたと思って聴いてみたら本当に名曲でした。
僕がJ -POPに疎いから知らなかったのかなと思いましたが、当時の小室ファミリーのセールスの中では芳しくなかったようです。
よく芸術家や学者は、死後に業績が評価されるということがありますが、20年以上経過してから素晴らしさを知った僕のようなケースもあるので、まだまだ評価を上げていく可能性は十分にあります、と大賀埜々さんに伝えたい笑
作曲は、TMネットワーク(TMN?正しい表記がわからない)の木根さん。
普通に生活していると、目の前のことに追われてなかなか昔を思い出す余裕がありません。
昔好きだった曲を聴いて整える、というのもおすすめです。
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