星空を撮るのが難しくて泣きそうになった
星空を撮りたかった。
カメラを買ったら撮りたいものランキングで2位にランクインしていた(1位は雨の都会の風景)。
きょう、星を撮るためだけに長野県まで来た。
車で約3時間。そこそこの長旅だ。
山の中にある旅館から少し離れたところに陣取り、できるだけ明かりの少ないところを意識して三脚とカメラを構えた。
…撮れない。
ピントが合っていないとかそんなレベルの話じゃない。画面が真っ黒なのだ。
もう一度ネットで検索してみる。すると専門用語だらけで訳が分からなくなった。ISO?F値?オート機能に頼りきっていた僕はそれらの単語を全く理解できず、説明書とGoogle検索を駆使して一つ一つ解読していった。
悪戦苦闘すること30分。
これは…?
ちょっとだけ写ってる!理想の写真には程遠いけど、大きな一歩だ。なんてったって30分の間真っ黒の写真しか撮れなかったのだから。
だけどこれでも物足りない。僕が撮りたかったのはよく見かけるぶわぁーっと星がちりばめられた夜空なのだ。
ちなみに肉眼ではめちゃくちゃ綺麗に見えていた。こんなに綺麗なのに。せっかくカメラと三脚を用意したのに。これを写真に残せないなんて悔しすぎる。
そしてさらに15分ほど格闘した。
シャッター速度を遅くする方法がやっとわかった。ボケボケだが、これが撮れた際は「うおっ!」と声が出た。
なにか掴めそうな気がした。次々に撮ってみる。
…これが限界だった。今見てもやはり解像度がやや低い気がする。
ピントのあわせ方が結局最後までわからなかった。
思ったようにいかなくてちょっと凹んだけど、真っ黒からは脱却できて本当に良かった。及第点だと思う。
カメラ、難しい…!!!でも、楽しい!
次はもっと綺麗に撮れるようになりたいな。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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