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ビジネススクールが教える英文履歴書の書き方9つのルール: スタンフォードMBA生が実際に使ったレジェメテンプレート付き

みなさん初めまして。ジェームス・ケイといいます。最初に少しだけ自己紹介をさせていただきます。

ジェームスと名乗っていますが、私は日本生まれの日本育ちという純粋な日本人です。ジェームスというのは、アメリカで生まれた子供に付けたミドルネームで、ウェブ上のペンネームとして使っています。

私は明治大学政治経済学部を卒業しています。卒業後は日系Slerでシステム開発、マーケティング業務に従事し、29歳の時に米国私立大学の経営大学院に留学してMBAを取得しました。MBA卒業後はソニーグループで働き、現在は外資系法人のマーケティング関連の事業部のアジア地域の責任者をしています。もちろん事業部の責任者として国境を超えた採用にも携わっています。

MBA留学中に海外留学生向けの最大のジョブフェア「ボストンキャリアフォーラム」に2度参加したのがきっかけで、ボストンキャリアフォーラム対策サイト「ボストンキャリアフォーラムの歩き方」を立ち上げました。

ボストンキャリアフォーラムは、海外の大学で学ぶ日本人向けの最大のジョブフェアです。毎年11月にボストンにグローバル企業が200社前後集まり、集中して面接を行い、最短1日で内定が出てしまうという、就活生にとっては夢のようなインベントです。(実際の選考プロセスは甘くありませんが)

「ボストンキャリアフォーラムの歩き方」を立ち上げて以降、ライフワークとして様々な形で就職・転職活動支援を行なっていて、このコンテンツの提供もその一環です。

28歳のとき初めて書いた英文履歴書

私が英文履歴書を初めて書いたのは、28歳で米国の私立大学の大学院に提出する時でした。私は明治大学を卒業し、その後就職活動を経て日系のIT企業に勤めていたため、日本語の履歴書は書いたことがありました。しかし、海外のビジネススクールを受験するにあたり、英文履歴書の提出が必要になったのです。

当時は書き方がまったく分からず、英語のインターネットサイトからそれらしいテンプレートをダウンロードし、サイトに書かれていたアドバイスを読みながら見よう見まねで書き上げました。書き上げた英文履歴書は、職場にいた外国人の同僚に見てもらい、文法や表現の添削をしてもらうことができました。

こうして完成した英文履歴書は、他の応募書類と共に大学に提出されました。その結果、幸運なことに私は米国のMBAプログラムへの入学を許可され、長年の夢だったMBAライフを送ることになりました。

MBAプログラムで生まれ変わった私の英文履歴書

驚いたことに、MBAプログラムに入学するや否や、すぐに始まったのはキャリアセンターからの英文履歴書の書き方の指導でした。

当時私の通っていたMBAプログラムでは、キャリアセンターの指導官からの指導に加え、1年目の必修クラスの一つとして、キャリアディベロップメントのクラスの受講が義務付けられていました。

このクラスでは、ジェニングス教授という、教授業の傍ら、フォーチュン500企業をクライアントにリーダーシップやキャリア開発のコンサルティング業務を行っている教授から、クラスの中で効果的な英文履歴書の秘訣を学びました。

この人です。

さらには、MBAプログラムの1年生に2年生がメンターとしてアサインされ、それぞれの英文履歴書について、アドバイスを受けたり、きめ細かく添削してもらうことができました。私のメンターは大変賢いインド人の女性で、面接の練習も含め、いろいろと相談に乗って貰うことができました。

こうして入学してから数ヶ月の間、集中して英文履歴書を改善し続けた結果、私の英文履歴書は大学院受験時に提出したものからは原型を留めないくらい、全く異なるものに生まれ変わることになりました。

そして、磨き上げられた英文履歴書は、その後の転職活動を進める上で、大いに役立つパートナーとなりました。MBAプログラム在学中のインターンシップ探しや、卒業後の就職活動、さらにはその先の転職活動など、様々な機会の扉を開くことができたのも、この英文履歴書の存在なしには語れません。内容をアップデートしながらも、基本テンプレートはずっと同じものを使い続けてきました。

この講座についてー米国名門大学のキャリアセンターの指導内容を網羅した英文履歴書の書き方講座です

現在私は、外資系法人の管理職として日本以外の拠点の管理も任されています。その関係で、採用面接の度に国籍を問わず様々なバックグラウンドの応募者の英文履歴書に目を通す機会があります。

しかし残念ながら、見た目も内容も一発で目を惹かれる英文履歴書に出会う機会はそれほど多くありません。それでも時折、見た目も内容も申し分ない英文履歴書に出会う機会があります。こうした履歴書に出会うと、採用側としては無条件で応募者に会ってみたくなるものです。

本書は、これから英文履歴書を書き上げようとされる方をサポートするため、私自身がMBAプログラムのクラスやキャリアセンターで学んだポイントを解説したものです。

しかし、伝える内容の偏りを避けるため、ハーバード、スタンフォード、UCLA、バークレーなど米国の名門大学のキャリアセンターで指導されている内容も網羅的に取り込んでいます。

この講座を読んで欲しい人はこんな人たちです

この講座は英文履歴書の作成講座となりますので、当然、就職活動中の方が対象となります。

その中でも、外資系企業の、企画、マーケティング、セールス、サプライチェーン、財務、経理、人事などのビジネス系ポジションに応募する学生やビジネスマンのために書かれたものです。

残念ながらアカデミックなキャリアや技術系キャリアの例文はありません。ただ、本書で紹介している内容はアカデミックなキャリアや技術系キャリアの方にも参考になるものが多くあると確信しています。

購入特典:スタンフォード大学その他有名大学MBAの学生たちが実際に使った本物の英文履歴書付き

また、本書で最も大切なことの一つとして、編集してすぐに使える英文履歴書のテンプレートを用意しています。

実は、英文履歴書の要素は「見た目」と「中身」の二つに分けられますが、「見た目」の問題はどれだけ良いテンプレートを最初に入手できるかが鍵を握ります。

市販の英文履歴書には詳しい解説だけ展開し、テンプレートの提供がないものもあります。これでは、書き方は分かったものの、実際に書き始める過程が大きなハードルになってしまいます。

本記事では、購入者特典として、ダウンロードしてすぐに内容を書き換えるだけで使えるMicrosoft Word版のテンプレートを多数用意しています。これらのテンプレートは、私がMBAプログラムのキャリアセンターから入手した資料をMicrosoft Wordで再現し、アレンジしたものです。

このテンプレートはスタンフォード大学その他の有名大学MBAの学生たちが投資銀行やその他の企業に応募するときに実際に使った本物の英文履歴書であり、非常に価値のあるものです。実際に見ていただけると分かると思いますが、内容や表現はもちろん、レイアウトの作り方も非常に見やすく美しいものが多いのが特徴です。

英文履歴書テンプレートは10ファイルあり、コーポレートファイナンス、投資銀行、マーケティング・企画系などの種類に分かれています。印刷サイズはA4とレターサイズです。

個人的には、この特典ファイルだけでも、かなり価値があるのではないかと思っています。

という訳で、前置きが少し長くなりましたが、以下が本編の内容です。5章まであり、特典と付録がついています。内容としては、53,000文字くらいのボリュームになります。

<この講座の内容>
1章 英文履歴書とは何か?
本質的な言葉の意味や、日本語履歴書と英文履歴書の根本的な違いなどの正しい前提知識を解説します。

2章 英文Resumeの種類を理解しよう
英文履歴書の3つの種類とその特徴を学びます。

3章 英文Resumeの書き方9つのルール

講座のメインパートとなります。ビジネススクールで学ぶ英文履歴書のノウハウを9つのルールに整理して解説します。

4章 英文Resume の具体的な書き方

英文履歴書の各セクションごとに、事例を見ながら9つのルールを応用しながら、実際に書くときのポイントを解説します。

5章 カバーレターの具体的な書き方

英文Resumeとセットで使われるカバーレターについて解説します。

特典テンプレートについて

特典テンプレートのダウンロード方法について説明します。

付録・Action Verbs 分野別一覧

米国のトップスクールのキャリアセンターが学生たちに使うように薦めている動詞270を分野別にまとめました。

あとがき

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¥ 980

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