書くか迷うな〜
『サッカーで恩返しを』『サッカーで豊かな社会を』
2015年、根拠のない自信と希望に満ち溢れながらカンボジアに到着。
そんな威勢だけの勘違い男の僕はすぐに鼻をへし折られ、
「東南アジアの楽園」から「アマゾンの下流」へ放り出されたかのようでした。
グランド(サッカー教室)に生徒が来ない時もありました。
辻井と一緒に行ったオールドスタジアムで行われた2部リーグの試合(アンコールFC)では、二桁に近い失点を前に目を合わせて沈黙になりました。
そんな中でも、
仲間(景山・蓮池・和田・ヴィチャイ・ソリー・ベスナ・サリム・ミノー・加藤・藤井・川原・佐藤将・石丸・)、
パートナー企業様、サポーターの方々、選手達、子供達、保護者、地域の人々に助けてもらいました。
そして、紆余曲折ありながらも(現在進行中)、カンボジアで5年目を迎えることになります。とてもありがたいことです。
こんな青二才がこれといって何か成功したわけでもなく、
胸張って言える実績もありませんが、
カンボジアに来てから本当にたくさんの「ご縁」を頂きました。
その「ご縁」によって生かされていると実感する時が多々あります。それだけカンボジアには恩があり、返さなければならないです。
ただ、
正直今は「学んで行動」しか出来ません。
だから人生の先輩だったり経営の先輩だったり営業の先輩だったり、
年齢関係なく、学ばせてください、教えてください。
そういう「心構え」です。
究極のエゴと捉えられるかもしれませんが、
『カンボジアから国民が憧れるような、誇れるような人間を輩出すること』
それが僕の「サッカーで恩返し」になります。
僕はたまたま藤枝で生まれて、目の前に藤枝東高校があって、
先輩にはプロ選手がいて、日本を代表する選手もいたら、
それだけでラッキーなこと。
家族も親戚も当たり前のように応援してくれるそんな恵まれた社会。
先輩、先人の方々が見せてくれた世界があるから、「サッカー選手になりたい」「野球選手になりたい」「ユーチューバーになりたい」と言えて、
周りも応援できるんだと思います。
それはほんとたまたま偶然、日本という国に生まれたから。
これは当たり前ではない。
サッカーはエンタメの1つで、無くても生きていけるけど、
無いと無いで面白くないよね程度に思ってました(無い多いな〜) 。
けど、サッカーにはもっと大きな力があると信じています。
特にこの国では。
本来、
このような想いを一人ひとりに個別でお伝えすべきだとはわかっています。
それでも、まず多くの人に知って頂きたい。
知って頂けるだけでも
感謝すべきことで本当に嬉しいです。
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