見出し画像

おろしそばで世界一!

福井県越前市にある製麺所「宗近むねちか」。
とあるご縁で、宗近のつくる麺(そば、うどん、中華麺などなど……)をそれぞれ美味しい食べ方を記したパンフレットをつくった。

パンフレットの内容については、こちらのインスタをぜひご欄ください。
改めてインスタを見てみると、この冊子ができたのが2022年。「そろそろ新しいのをつくりましょうか」と打ち合わせをしたのが、4月末。
どうしてましたか〜? なんてのんきに近況報告を聞くと、なにやらビッグイベントがあると言う。

「おろしそばでギネス世界記録挑戦」
なんでも「8時間以内におろしそばを2500杯以上販売すること」で世界記録を目指すんだとか。しかも、5月11日が本番だという。
いやいや、打ち合わせしてる場合じゃないでしょう……! こちらも知ったからには応援に行かなくっちゃ。ということで、新幹線で福井駅へ(開業もおめでたい)。

福井駅前のパピテラスには、すでに長蛇の列が……!
オープンの9:30、「待ってました!」とばかりにお客様が会場内へ。

そもそも、「おろしそば」とは?
福井のソウルフード。ゆでて水でしめたそばに冷たいつゆをかけ、大根おろしやカツオ節、ねぎをのせて食べる。冬でも大体この食べ方。

福井県内での食べ方は、「出汁と大根おろしを別に入れる」「出汁に大根おろしを入れる」「出汁に大根おろしの汁を入れる」など3通りの食べ方がある。

農林水産省の「うちの郷土料理」

おわかりだろうか、このこだわりよう。「大根おろしの行方」が3通りある。
水が美味しい福井県。茹でた麺を汲んできた湧き水でしめるという家庭もある(取材した)。

おろしそばには七味。
目指せ2500杯!

すごかったのが、こちらの厨房チーム。宗近のスタッフさんのみならず、福井市のそば部の高校生や、福井のご当地コンビニ・オレボこと、「オレンジBOX」の店内調理のスペシャリストたちが応援に入って、次々と出来立てそばを提供していった。
ていうか、「そば部」ってあるんだ。そば打ちの技術を競う全国大会の覇者らしい(情報過多)。
そのチームが“しごでき”過ぎて、時速800杯※のところ、900杯を超えてそばを提供したために、昼過ぎで用意した分が完売となった。

※1時間に出したおろしそばのこと

11時過ぎにはもうこの回収率。こちらはほぼ2人体制で……! おつかれさまでした◎
子どもたちがのびのびできるコーナー(福井新聞社さんによるもの!)も
久しぶりのいいお顔たちにも再会できた!

そしてそして……ギネス世界記録公式認定員の立ち会いのもと、
「4013杯」で世界記録達成となった。

「福井のひとは、そばが大好き!」が立証された

宗近のみなさん、裏方で走り回った“おったん”こと稲木汐瑠さん、ほんとうにおつかれさまでした!
福井県民のそば好きパワーがうつったのか、あれから毎日おろしそばいただいてます。

▼ニュースでも大盛りあがり

▼NHKに密着されていたそうで(NHK+で見れます ※28'33''あたり)

▼株式会社宗近


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?