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明朝体、いいよね

世の中には「フォント萌え」という方々がいらっしゃる。日々フリーや有料のフォントを集めたり、しまいには自分で作り始めるそうな。
その集めたフォントを印刷物等に活用してるのかというと、そうと言うわけでも無いらしい。

私自身はさほどこだわりを持っていないものの、noteというサービスを利用するにあたって決め手の一つになったのが「自分が投稿したノートを明朝体で表示できる」ことだ。

ただ、この機能現在スマホだけの模様。

ネットの世界においてはゴシック体の方が万人に馴染みやすいと思うけど、紙の本に慣れ親しんだ者としては明朝体が一番目に馴染む。
だが、初期のワールドワイドウェブ文化において明朝体は鬼門だった。

液晶モニタで細かく表示出来る現在となっては特に問題はない。しかし、ブラウン管や良くてトリニトロン管のモニタ時代に明朝体表示は非常に読みづらかったのである。
当時のモニタは今ほど解像度も高くない上に、大きい画面の物ははとてもお高い。だからWebサイトで強制的に明朝体表示を指定してくると、うへっと頭を抱えてしまう。
なめらかな表示を謳うTrueTypeフォントでも限度が有った。
繊細な明朝体の線がギザギザに表示されて、本来の持ち味損なっているなど、万死に値する行為に他ならない。

もし、noteが当時存在していたら、使っていても明朝体表示を選ぼうとはしなかっただろう。
それにしても、良い時代に成ったものだなあ。

ちなみに私が一番好きなフォントは「Chicago」
古のMacに触れた方ならご存知のアレだ。Mac OS X以降? そんなん知らんがな。

最後に念のため申し上げるが、私は決して「フォント萌え」ではない。OK?

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